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クラウド請求書受領サービス「Bill One」と経費精算システム「皆伝!ワークフロー」が連携

2022.06.10

働き方を変えるビジネスデータベースを提供するSansan株式会社は、同社のクラウド請求書受領サービス「Bill One」と、企業のデジタル戦略を支援するスミセイ情報システム株式会社が提供する経費精算システム「皆伝!ワークフロー」が、連携することを発表した。本連携によって双方のユーザーの生産性を高め、月次決算の加速を後押しする。

連携の背景

新型コロナウイルス感染症拡大によってリモートワークを導入する企業が増えたことや、デジタル庁の創設などを背景に、日本企業のデジタル化は今後さらに加速すると考えられる。特に請求書業務を取り巻く環境は転換期を迎えており、2022年1月に施行された改正電子帳簿保存法や、2023年10月のインボイス制度の導入に向けた電子インボイスの普及など、請求書業務のデジタル化需要が高まっている。

Bill Oneは、あらゆる請求書をオンラインで受領・データ化し、月次決算の加速を後押しできるクラウド請求書受領サービスである。2020年5月のローンチ以降、機能アップデートや各種会計サービスとの連携を積極的に行っている。

皆伝!は、決算業務や勤怠管理など、経理・人事領域の業務改善をサポートするワークフローシステム。特に紙が主流の経理業務においては、デジタル化需要が年々高まっており、テレワークの推進や業務効率化を実現するワークフローシステムとして、大手企業を中心とした幅広い企業で利用されている。

今回、請求書の受け取りから申請・承認に至るまでの業務プロセスを効率化し、より多くの企業の月次決算加速を後押しできると考え、連携に至った。

今回の連携で実現すること

今回の連携によって、Bill Oneで受領・データ化した請求書情報を、皆伝!ワークフローに自動入力できるようになる。

「取引先」「支払金額」「支払期日」など、支払業務を行うために手入力する必要があった情報が自動入力されるため、担当者の工数が削減されるだけでなく、ミスも軽減し、内容の確認や差し戻しといった非効率なやり取りも不要になる。

この連携により、請求書の受け取りから支払業務までの業務工数を大幅に削減でき、経理業務の生産性向上を実現できる。

なお、本連携機能の利用には、Bill Oneおよび皆伝!の契約が必要。

まとめ

2022年1月に施行された改正電子帳簿保存法や、2023年10月のインボイス制度の導入に向けた電子インボイスの普及などにより、請求書業務におけるデジタル化を促進する企業が増えている。より効率良く取り組めるよう、自社の状況に合うサービスを活用してみてはいかがだろうか。