電子契約の満足度は78.9% | 契約フローのデジタル化に関するアンケート調査

BtoBサービスの比較メディアUtilly(運営会社:株式会社GO TO MARKET、所在地:東京都渋谷区)では、2022年6月に契約フローのデジタル化に関するアンケート調査を実施した。リモートワークの普及にあわせて業務フローのデジタル化も進んできている。今回は、契約業務に携わった経験がある方を対象に、契約フローのデジタル化の現状についてアンケート調査を実施した。
調査概要
調査実施日:2022年6月20日
調査対象者:全国の会社員、経営者
調査対象属性:取引先との契約締結に関わった経験のある方
調査人数:1,069人
居住地:全国
性別:男女
年齢:20歳以上
調査方法:インターネットリサーチ
調査メディア:Utilly(ユーティリー)
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現在の働き方

現在の働き方について、調査対象の49.9%は「出社のみ」と回答した。次いで「出社とリモートワークがそれぞれ同じくらいの割合」と回答した方が17.3%であった。働き方にリモートワークが入っている方は全体49.4%という結果であった。リモートワーク含め出社メインでお仕事している方は全体の65.6%である一方で、リモートワークをメインとしている方は全体の16.4%であった。
取引先との契約書締結フロー

現在の契約締結フローについて質問をしたところ、67.1%は紙の契約書類への押印および郵送での契約締結と回答した。次いで、電子契約ツールを利用したオンラインでの契約締結は21.7%であった。
現在の契約書の締結フローに関する満足度

現在の契約書締結フローに関しての満足度を質問したところ、「電子契約ツールを利用したオンラインでの契約締結」について78.9%が満足しているという回答となった。一方で、調査対象者における現在の主要な締結フローである「紙と郵送による契約締結」の満足度は52.2%であった。最も不満がある契約締結フローは「紙書類に押印後、書類をスキャンしてPDF送付する」方法であり、46.6%が不満を感じている結果となった。
Utillyについて
Utillyは、ビジネスサービスをわかりやすく解説する法人サービス比較メディア。法人サービスのレビューコンテンツやホワイトペーパーの掲載ポータルなどの機能を提供している。価値ある新しいテクノロジーやWebサービスをわかりやすく伝え、 読者の仕事体験をよりよくしていく。
まとめ
業務フローのデジタル化が進んでいるが、本調査ではその実態が明らかとなった。自社の状況と照らし合わせ、今後の対応について検討してみてはいかがだろうか。