電子化後の紙文書を廃棄せずにアップサイクルする 「紙資源の循環サービス」を開始

キンコーズ・ジャパン株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:渡辺 浩基、以下 キンコーズ)は、「紙資源の循環サービス」を2022年6月27日(月)から開始した。
紙資源の循環サービス

同社は企業内に蓄積された大量の「紙文書」を「電子化」し、旧来の紙を中心とした業務フローの見直しを支援する「文書電子化サービス」を展開している。今回提供を開始する「紙資源の循環サービス」は、紙文書を電子化した“そのあと”の紙を名刺や封筒、販促物など新たな印刷物にアップサイクルして顧客に返還し、紙資源を循環させるサービスである。
PELP!バッグ1袋(約15kgの不用用紙)は約2,000枚の「PELP!PAPER」に換算し、下記商品に加工後届けられる。
名刺 :16,000枚
封筒(角2) :500枚
ポストカード・DM:4,000枚
山陽製紙とパートナーシップ
紙文書は電子化した後、顧客に返却され、その多くが不用なものとなり、廃棄処分されている。この状況に対し、同社が参加する山陽製紙株式会社による紙資源の再生ネットワーク「PELP!(ペルプ)」の仕組みを活用し、「紙資源の循環サービス」を提供する。2021年9月より、同社は「PELP!」の会員となり、自社から出た不用用紙を100%再生紙「PELP!PAPER」に再生し、従業員が使う名刺や封筒に利用している。これを社外にも展開し、電子化後に不用になった紙文書を、「PELP!PAPER」に再生し、同社のオンデマンドプリントで印刷物にアップサイクルすることで、顧客の環境活動への参画やSDGs推進といった活動を支援する。
会社概要
有人接客型プリントサービスのキンコーズ及びコワーキングスペースのツクル・ワークといった店舗運営事業をはじめ、顧客の業務改善を支援するプラットフォームソリューションの開発・運用支援を行うデジタルソリューション事業、屋内外の装飾・展示会の出展向け大型インクジェット出力・加工・施工から、ショッピングモールでの販促支援室の運営、セールスプロモーションにおける企画立案・デザインなどのマーケティングサービス事業と多岐にわたるサービスを展開している。
会社名 : キンコーズ・ジャパン株式会社
所在地 : 東京都港区芝浦1-1-1 浜松町ビルディング27階
代表者 : 代表取締役社長 渡辺 浩基
設立 : 1991年12月24日
資本金 : 100,000千円
従業員数: 762名(2022年4月1日現在)
まとめ
電子化された後の不要となった紙文書を印刷物として再活用できる本サービス。DX化やサスティナブルな取り組みに注目が集まる中、活用したいと考える企業は多いのではないだろうか。