AI OCRとRPA搭載 次世代自動化ツール提供開始!紙のデジタル化業務が1クリックで完了
業務自動化ツールを提供するシー・システム株式会社(本社:大阪市)は、7月11日より紙のデジタル化業務に特化した自動化ツール「AI JIMY Paperbot」を提供開始した。
概要
AI JIMY Paperbotはデータ入力業務や帳票電子化業務を自動化するためのツールで、手書き文字を含む紙のデジタル化がこのツールひとつで完結する。本ツールには、スキャン機能や仕分け、AI OCRによる文字認識、認識結果の修正、PDFやCSVによるデータ出力、システムへのデータ入力が可能なRPA機能が搭載されている。
これまでデータ入力業務の完全自動化を行うためには、RPAツールや仕分けツール、AI OCRエンジンを連携させる必要があった。各ツールのライセンスコストに加え、環境構築や各業務フローに合わせた開発が必要であり、中小企業や事務作業の現場にとって導入時の大きなハードルになっていた。
AI JIMY Paperbotでは、紙のデジタル化業務に必要な機能を一つのツールに統合したことで、技術面・コスト面の両方から導入へのハードルを下げることができた。環境構築できることから、より多くの企業や組織でAI OCRを用いた業務自動化が実現できる。
機能について
これまで、受け取った紙を都度データ入力するような業務では、人間の手でデータ入力する方が効率的なケースが多々あった。AI JIMY Paperbotでは、スタンドスキャナなどのカメラと連携させ、その場でスキャンをし、認識させた文字を業務システムへデータ入力させることができる。例えば、医療関係や自治体、宿泊業など窓口で受け取った紙を自動でリアルタイムに処理することができ、お客様とのコミュニケーションに業務の重点を置くことができる。
また、複数の帳票レイアウトを持つ書類を電子化したい場合でも、AI仕分け機能が一括でレイアウトを識別し、仕分けることができる。この機能により、複数レイアウトの帳票を同時に処理することが可能となる。
さらに、電子帳簿保存法に対応する便利な機能も。改正により、電子データの保存要件が新たに定められた。この要件を満たすため、ファイル名に特定の情報を記載することがある。AI JIMY Paperbotでは、取り込んだ画像をPDFやCSVデータで保存する際、AI OCRで認識した文字をファイル名やフォルダ名に記載することができる。
まとめ
データ入力業務を完全自動化できれば人的ミスを防げるだけでなく、その分ほかの業務に集中することができるようになる。導入を検討してみてはいかがだろうか。











