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「転職市場予測2022下半期」ほぼ全ての業界で求人数が増加!転職市場活発化の見込み

2022.07.13

パーソルキャリア株式会社が運営する転職サービス「doda(デューダ)」(編集長:大浦 征也)は、「転職市場予測2022下半期」を公開した。全14分野のうち13分野で【増加】、1分野で【変わらない】と想定しており、市場全体で活発化する見込みとなっている。

14分野の詳細な予測

【01】IT・通信(ITエンジニア)
政府の「骨太の方針(経済財政運営と改革の基本方針)」などを背景に、ITエンジニアの需要は今後も高まり続ける見込み。

【02】電気・機械(製造エンジニア)
新型コロナから回復している企業の増加を背景に、さらには団塊ジュニア世代の引退を見据え、採用ニーズは高まる兆しが見られる。

【03】建築・土木
「労基法改正の猶予期間終了」を背景に、人員充足に向けた動きが強まる見込み。大手を中心に活用が進む3Dソフト「BIM」などの技術を有する人材のニーズが高まると予想される。

【04】金融
DX推進の加速を背景に、社内SEやシステム企画、データ分析・データサイエンティストなどの採用ニーズが業界全体で高まっており、さらには事務企画、DX推進といった求人も増加傾向。

【05】メディカル
品質・規制関連を中心に求人が増加する見込み。さらに今後、臨床開発関連の人材ニーズが高まる傾向にある。

【06】営業
業種別ではIT、Web、コンサル、職種別ではインサイドセールス、フィールドセールス、カスタマーサクセスを中心に、営業職の採用は活発化する見込み。

【07】人事
新型コロナを機に採用を停止した企業や早期退職者を募った企業が人員不足を補うために採用を行っており、採用を担当するポジションのニーズが高まっている。

【08】経理
経理職では、繁忙期を終えた下半期に転職を検討する人が増加する傾向にある。それに伴い、求人も増加する見込み。

【09】法務
大手から中堅、ベンチャー、スタートアップまで多くの企業で採用ニーズが高く、経験者は引く手あまたの状態が続く見込み。

【10】企画・マーケティング
経済活動再開により企業はマーケティング活動を加速。これにより経験者を中心に増加する見込み。

【11】販売・サービス
新型コロナの影響は未だ残り、大きな採用計画の見通しは立っていないものの、全体を通して求人数は増加する見込み。

【12】事務・アシスタント
事務職は増員での募集ではなく、欠員補充での採用が中心になるため、求人数は横ばいの見込み。

【13】クリエイティブ(Web系)
IT、Web関連業界だけではなく、金融・小売り業界などで需要が見込まれ、求人数は増加すると予想。

【14】化学・素材
ウクライナ情勢により、供給減少や原料価格高騰などが事業に影響を与えている一方で、化学・素材業界の転職市場は依然として活況である。ニーズ拡大に伴い、経験者だけでなく業界未経験者採用も広がる見込み。

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まとめ

ほぼ全ての業界で求人数が増加し、転職市場が活発化する見込みであることがわかった。人事計画等の参考にして頂きたい。