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アジア太平洋地域のCFOの92%、従業員が勤務地を選ばず働けるようにすることが望ましいと回答

2022.07.14

企業が自国外に支店や現地法人を設立することなく、世界中のどこからでも迅速かつ容易に人材の雇用を可能にする、世界有数のグローバル雇用プラットフォームを提供するGlobalization Partnersは本日、世界各国のCFOを対象とした調査の結果を発表した。この調査は企業財務に関するニュースメディア米CFO Diveと共同で実施したもので、回答を得た260名のCFOの中で72%が競争力を維持するための賃金上昇を懸念していると回答している。

概要

世界有数のグローバル雇用プラットフォームを提供するGlobalization Partnersは、世界各国のCFO(最高財務責任者)を対象とした調査の結果を発表した。この調査は企業財務に関するニュースメディア米CFO Diveと共同で実施したもので、回答を得た260名のCFOの中で72%が競争力を維持するための賃金上昇を懸念していると回答している。この他、世界のCFOが課題として挙げた主な項目には、サプライチェーンの混乱(29%)、人材不足(23%)、世界情勢(18%)などがある。

調査結果によると、いくつかの不安材料はあるものの、多くのCFOは成長に対して驚くほど強気であることが分かった。アジア太平洋地域(APAC)においては、CFOの77%が自社の長期計画が新しい国への進出に関するものであると考えている。

調査結果では、グローバルな進出を目指す取り組みにおいて、CFOの3人に1人(直近12~18カ月と回答したCFOが33%、今後5年間と回答したCFOが37%)は、自社がグローバルな拡大を目指したいと考えている国として英国を上げている。

APACでは、CFOの82%が人材確保が最大の懸念事項であると回答。同地域のCFOは、リモートファーストやハイブリッドワークといった柔軟性の高い働き方を提供することで、不確実性の高まる現在の市場環境に対応している。

CFO Diveについて

CFO Diveは、財務の方向性を決定付ける最も影響力のあるニュースやトレンドに関する、徹底したジャーナリズムと洞察を提供している。ニュースレターとウェブサイトで扱うトピックには、財務報告、コンプライアンス、テクノロジー、リスク管理、リーダーシップなどがある。CFO DiveはIndustry Diveが運営する、業界をリードする出版物だ。CFO Diveの記者は、競争の激しい業界に身を置く1,000万人を超える意思決定者向けにアイデアを提供し、具体的な指針を提示している。

まとめ

調査結果から、世界各国のCFOがどういった点に不安材料を抱えているかが判明した。一方で成長に対して強気な姿勢もみられ、このような時代だからこそ継続的な成長を実現するために様々なことに考えを巡らせている様子が伺える結果となった。