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Job総研による『2022年 キャリアに関する意識調査』を実施

2022.07.19

キャリアや就職・転職全般に関する研究や各種調査を行う機関『Job総研』を運営する株式会社ライボ(本社:東京都渋谷区 代表取締役:小谷匠 以下「ライボ」)は、635人の社会人男女を対象に「2022年 キャリアに関する意識調査」を実施した。

調査概要

調査対象者:全国 / 男女 / 20~50代
調査条件:1年以内~10年以上勤務している社会人、20人~1000人以上規模の会社に所属
調査期間:2022年7月6日~7月11日
サンプル数:635人
調査方法:インターネット調査

現職の充実度とキャリアの悩み

現職の充実度とキャリアの悩み

現職での仕事の充実度について聞くと、73.8%が”充実している派”の回答。

またキャリアに関する悩みの有無では、「ある」35.7%と「どちらかといえばある」34.8%を合算した70.5%が”ある派”の回答をした。

具体的な悩み

具体的な悩み

キャリアの悩みについて具体的な内容を聞くと「年収・収入について」が32.8%で最多回答になり、年代別でも20〜50代の全世代で同回答が最多になった。

今後のキャリアに関する不安

今後のキャリアに関する不安

自身の今後のキャリアに関する不安の有無については、72.0%が”ある派”の回答をした。

”ある派”の回答をした457人にその不安の種類について聞くと、65.4%が「漠然とした不安」と回答し、多くの回答者が不安については漠然としていることがわかった。

将来のキャリアビジョンについて

将来のキャリアビジョンについて

自身のキャリアビジョンの有無について聞くと、66.3%が”ある派”の回答をした。

更に1〜10年後までの自身の将来像について「ポジティブなイメージを持っている」の回答を見ていくと、1年後は70.3%で最多回答になり、次いで3年後が66.8%、5年後が60.1%、10年後が52.3%になり、時間の経過に比例して自身の将来について「イメージが湧かない」の回答が増加する傾向にあるが、「ネガティブなイメージを持つ」の回答は時間の経過に関係なく全年で同水準の結果になった。

今後の転職可能性について

今後の転職可能性について

今後の転職可能性については、74.8%が”ある派”の回答をした。

また”ある派”を回答した475人に転職の時期について聞くと、「1年内」が26.3%、「1〜3年内」が31.8%、「3〜5年内」が24.2%、「5〜10年内」が17.7%になり、全体の58.1%が3年以内に転職をするという回答結果になった。

まとめ

7割が現職の仕事が充実していると回答する反面、同じく7割がキャリアに関する悩みがあると回答した。また今後の転職可能性については、検討する社会人は増加していくことが予測される結果となった。人事計画等の参考にして頂きたい。