「パワハラと思われそうで指導しづらい」と感じる30代男性は5割以上
従業員総活躍を実現するHRサービス、Humap(ヒューマップ)を提供する株式会社アスマーク(本社:東京都渋谷区、代表取締役:町田正一)は、全国の会社員男女495名を対象に、仕事や働き方に関する調査を実施し、結果をまとめた資料を公開した。(調査期間:2022年6月21日~6月28日)
調査背景
パワハラに対する風当たりは年々厳しくなっており、指導のための"叱責"をパワハラと取られるのではないかとの不安から指導がしづらくなってきたとの声もよく聞かれるようになった。そこで今回は、30~50代の中間管理職従業員を対象に、叱った経験や、叱ったときの気持ちについて調査した。
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叱責を躊躇した経験
各年代でパワハラと思われそうで指導しづらいという回答は3割超、30代男性では5割以上に。一方で40代・50代では「あまりない」「ない」の割合が5割以上と上回る結果となった。
叱責を後悔した経験
40代や50代の3割弱~3割強が「あの時、叱らなければよかった」というケースがあると回答。全体の傾向としては「ない」が多数派、しかし「ある」という回答が2割以上を占める。
調査内容
・あなたは部下を叱ることがありますか。
・部下の成長のためには、叱ることも必要だと思いますか。
・部下にパワハラだと思われそうで指導しづらいと感じることはありますか。
・「あの時、叱らなければよかった」と実際に思ったケースはありますか。
・部下を叱る時、気を付けていることがありましたら上位3つまでお知らせください。
調査概要
調査対象者:全国の会社員男女(契約社員/派遣社員含む)
回答数:495サンプル
調査期間: 2022年6月21日~6月28日
割付:【管理職】男女30~50代 各100ss(※女性は集まった分)
調査方法:インターネット調査 調査実施: Humap(株式会社アスマーク)
まとめ
部下への指導とパワハラの境界線が判断しにくいことが、指導する際の不安につながっているのではないだろうか。人材育成において、中間管理職がパワハラについて正しく理解することが重要と言えるだろう。自社の中間管理職が指導についてどのように感じているか、人材育成の実態を把握することも必要ではないだろうか。