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【バックオフィスの実態調査レポート】認識のズレは約20%!

2022.08.18

チームの生産性を高めるタスク管理ツール「Bizer team」を提供するBizer株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役 畠山 友一、以下、Bizer)は、「バックオフィスにおける業務状況・環境に関する調査」の結果を公開した。本調査は、財務・労務・経理・人事・総務といったバックオフィス業務に関わる部門の実態から、これら部門の生産性向上・業務効率化のヒントを読み解くことを目的として実施されたもの。バックオフィスにおける「業務の状況」や「チームの課題」などはもちろんのこと、「仕事に対する満足度」「今後のキャリア」など、意識や考え方に関する結果もまとめた調査レポートとなっている。

現状の仕事に関しての満足度

現状の仕事に関しての満足度

全体では、現状の仕事にやりがいを感じている人は半数以下という結果。業務別では、“人事”が他の業務従事者と比較して、やりがいに対する満足度が突出して高い。役職別では、役職があがるにつれてやりがいに対する満足度も高くなる傾向。

業務の状況

業務の状況

全体では“公平な人事評価” “新サービスの導入”の割合が4割以下となっており、他の項目と比較して低い。部長職以上とメンバー間とで最も差があるのは“職場の風通し”で33%の差でメンバーの評価が低い。それぞれの項目の満足度は役職が高いほど高く、役職が低いほど満足度も低くなる様子。

業務内容の把握・サポートについて

業務内容の把握・サポートについて

全体では、 “部下から見て上司が自身の業務状況把握やサポートをしている”割合は6割未満であるのに対して“上司から見て部下の業務内容の把握やサポートをしている”割合は約7割となっており、役職間で乖離がみられる。役職別では、メンバーで“同僚が業務状況把握やサポートしてくれる”と感じている割合が低く、実務レベルでのチームワークが行われていないことが窺われる。

チームで課題と感じていること

チームで課題と感じていること

全体では、“特定の人に業務が偏っている"“目の前の仕事に追われて、課題に向き合う時間がない"“業務が属人化している"の順に課題感が強い。実務を把握している係長(主査、リーダー)は、他の層と比較してより課題感の強い傾向がみられる。

調査概要

調査目的:バックオフィス業務に関わる部門の実態調査
調査対象者:マクロミルモニタ 21~59歳の財務・労務・経理・人事・総務に従事する男女
調査地域:全国
調査手法:インターネット定量調査
調査時期:2022年3月8日(火)~3月9日(水)
有効回答数:512
企画:Bizer株式会社
調査実施機関:株式会社マクロミル

調査レポート全文はこちら

まとめ

バックオフィス業務の状況や環境に関する実態が明らかとなった本調査。今後の参考にしてみてはいかがだろうか。