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単発、短時間、短期間で働くスポットワークの求人倍率は1.57倍

2022.08.22

多様な働き方の調査研究機関「ツナグ働き方研究所(拠点:東京都千代田区/所長:平賀充記)」は、ここ数年で広がりを見せる「単発、短時間、短期間で働くスポットワーカーの市場」について、定点観測する「スポットワークマーケットデータレポート」を毎月発表している。本レポートでは、2022年6月度最新データについてとりまとめた。

スポットワークの2022年6月度求人倍率は1.57倍

2022年6月度のスポットワーク求人倍率は1.57倍(前月比+0.13ポイント、前年比-0.27ポイント)。2021年1月ぶりに前年より低下した。求職者数は13,559人で、前年より4,639人増加(+52.0%)と大幅に伸長している。

新規ワーク数は対前年比で+57.4%

新規ワーク数は対前年比で+57.4%

景気の先行指標とも言われる新規ワーク数は58,062件。対前月で-11.8%、対前年で+57.4%となっている。主要職種はコンビニスタッフが29,702件で最も多く、伸び率も昨年15,088件から(対前年+96.9%)大きな伸びを見せている。

スポットワーカーの平均時給は1,145円

スポットワーカーの平均時給は1,145円

2022年6月度のスポットワーク平均時給(首都圏・関西圏・東海圏の3大都市圏)は1,145円。前月から+31円、前年から+67円と上昇した。通常のアルバイト平均時給1,127円(※リクルート発表「アルバイト・パート募集時平均時給調査」)との比較では18円高く、先月と逆転しました。スポット時給がアルバイト時給を大幅に上回るのは、2019年3月以来のこと。主要職種で比較すると、倉庫内・軽作業ではスポット1,228円、アルバイト1,146円と、スポットワークの時給が高い傾向(比較差+83円)が続いている。

出典

単発バイト求人サイト「ショットワークス」2018年6月~2022年6月データ
総務省統計局「労働力調査( 詳細集計)2022年(令和4年)1~3月期平均」
リクルート「アルバイト・パート募集時平均時給調査」

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会社概要

社名:株式会社ツナググループ・ホールディングス
住所:〒100-0006東京都千代田区有楽町2-2-1 X-PRESS有楽町3階
代表者:代表取締役社長 米田 光宏
資本金:696,651千円
従業員数:641名/グループ合計(2021年10月1日現在)

まとめ

スポットワーカーは、コロナ禍を契機に急増し、今後さらに広がりを見せていくことが予想されている。本レポートを人事計画等の参考にしてみてはいかがだろうか。