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【人事注目】障害者向け定着支援サービスを本格始動【ハッピー株式会社】

2022.09.06

ひとりひとりに寄り添ったオーダーメイド型の障害者転職エージェントとして実績を重ねている「ハッピー」(東京都港区・代表:山口徳二)は、身体障害者手帳、精神障害者保健福祉手帳を保持されている方向けの障害者転職支援サービス「ハッピー」(サービス名)東京都23区を中心にサービスを展開している。入社までの丁寧なサービスを入社後も外部相談機関として携わって欲しいという企業の要望から定着支援サービスが誕生したことを発表した。

概要

健常者と比べて個別に繊細な雇用管理が求められる障害者手帳を保持している社員。そこでハッピーが外部相談機関として人事の方や配属先上席の方に代わり、適切なコミュニケーションを図りながら、より良い心身の状態に導く。

サービス導入は法人側だけでなく、障害を持つ従業員にもメリットがある。その一番の享受として「心理的安全性の確保」が挙げられる。基礎疾患のある障害者社員は一般の社員と比べて体力消耗が激しく、ストレス耐性も低い方が多いのが特徴だ。

しかし、ハッピーの定着支援を導入することで体調不良などのアラームを早期察知して、いち早く不安要素を取り除く。そして面談の積み重ねが障害を持つ従業員の「心理的安全性の確保」に繋がり、長期就業を実現する。

3つの導入メリット

障害当事者の代表山口氏が自らカウンセリング
障害者雇用での就業経験のある代表山口氏自らが同じ障害当事者として全てのカウンセリングに対応。同じ障害者でしかわかりあえない部分に共感しつつ、安心して自己開示して頂ける関係性を構築しながら、体調面、合理的配慮の実施状況、人間関係、業務進捗状況等を包括的にヒアリング。面談後は記録用の詳細レポートを提供する。

外部相談機関だからこそ本音を出せるメリット
定着率向上に一番大切なことは「風通しの良い環境」とも言われている。ハッピーは外部相談機関なので社内の人間関係や忖度を気にせず、本音でご障害のことや社内ではお伝えしづらい個人的な困り事まで相談しやすいことが特長である。また本音を吐露することで障害者手帳をお持ちの従業員の「心理的居場所感」が増幅して、ストレス耐性も高まる。

障害者雇用でのキャリア相談が可能
障害者雇用に精通したキャリアアドバイザーが最新のマーケット情報を提供。要望があればセカンドキャリアの相談もできる。あまり知られていない障害者雇用での実践的なキャリアデザインは、従業員満足度を高めるだけでなく、自身のマーケットにおける立ち位置を理解することで、より自律的な働き方を実現する。

まとめ

雇用機会を均等にすることを目的に定められている障害者の法定雇用率は、段階的に引き上げが続いているが、未達成の企業が多いのが現状だ。同社のような外部相談機関を上手く活用してみてはいかがだろうか。