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エッジAIカメラ「Safie One」の販売を開始【セーフィー株式会社】

2022.09.30

セーフィー株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長CEO:佐渡島 隆平)は、エッジAIカメラ「Safie One(セーフィー ワン)」を本日9月28日より販売を開始したことを発表した。

概要

「Safie One」は、映像データを活用し課題解決に貢献することを目的に開発されたセーフィー初のエッジAIカメラである。エッジAIを実現するために、カメラ本体に、Qualcomm Technologies, Inc. のSoCs(System-on-Chip)「QCS410」を搭載している。これにより、撮影した映像データをクラウドに送る前に、画像分析が可能となる。また、カメラ自体にアプリケーションの実装が可能なため、ユーザーが使用したいアプリケーションをインストールできる設計になっている。

「Safie One」は、エッジAIを利用したアプリケーション群「AI-App(アイアップ)」をインストールして使用する。「AI-App」は、一台のカメラに複数のアプリケーションをインストールでき、用途に応じてカメラのアプリケーションを切り替えると様々な機能が使えるようになり、カメラが賢くなるものだ。

「AI-App」の第一弾として、小売・飲食などの店舗運営に役立てる「Store People Detection Pack(ストア ピープル ディテクション パック)」を併せて9月28日より提供開始。内包される各機能(立ち入り検知、通過人数カウント、立ち入りカウント)により来店人数や混雑具合を可視化し、現場の課題解決に貢献することで、映像から「働く」を変え、より効率的に人が働ける環境を提供する。

「Safie One」今後の展開

「Safie One」は、既に小売、商業施設などの業種業態への実証実験を行っている。この度の販売開始を契機に、今後は多種多様なビジネスへの展開を目指す。

セーフィーが展開するクラウド録画サービスでは、これまで映像をもとにしたリアルタイムのデータ処理を課題としていた。ビジネスシーンをみると、ECサイトではアクセス数などのデータを取得できるなか、実際の店舗においてはデータ取得が困難なため、従事する人の勘に頼るのが実情であった。今回「Safie One」の販売により、リアルタイムに解析処理が可能となることで、人々がより働きやすい環境の実現を目指す。

さらに今後は「Safie One」を軸に、「AI-App」のラインアップを増やし、様々な業種業態でアプリケーションを開発できるプラットフォーム構想に着手。将来的には、幅広い業種業態に対しエッジAIの世界を届けることを使命と考えている。

まとめ

店内にいる人の滞留などを可視化し、店舗状況の詳細な把握や分析が可能となるAI-App。店舗運営や防犯に役立ててみては?