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デジタル庁主催 「デジタルの日」今注目のデジタル人材が、求める社会像を大臣に提案

2022.10.04

デジタル庁は、2022年10月2日(日)11:00より「デジタルの日」オンラインイベント をYouTube、Twitterにて生配信した。

当日の様子

河野太郎デジタル大臣(以下、河野大臣)がデジタルアバター姿で登場。「社会全体でデジタルについて体験し、デジタル化への機運を高めるための大切な機会。少しでも多くの皆様にデジタルにふれていただけたら。」と開会挨拶を行った。イベントでは、河野大臣がデジタル領域の次世代人材である、石山アンジュ氏・立崎乃衣氏・森谷頼安氏・渡辺創太氏と対談。「どうなる!?日本のデジタル社会」をテーマに、「もし私がデジタル大臣だったら」などこれからのデジタル社会像に関する意見交換が行われた。また、落合陽一氏・若宮正子氏らとともに社会と行政のデジタル化進行度を測る「デジタル度」調査の結果発表や、自治体や企業等の「デジタルのゲンバ」紹介などを通じて、デジタルで変化を遂げる日本社会の最前線が届けられた。また、「good digital award 2022(※1)」表彰式には、「ソーシャルインパクト審査員特別賞」を受賞した、“ボーカロイド(※2)”やデジタルプラットフォームを活用した楽曲で社会全体にインパクトを与え続けている歌い手Ado氏がビデオメッセージで出演。「大変光栄な限り。これからもたくさんの方々に歌を届けていきたい。」と喜びの声を寄せた。

※1「誰一人取り残されない、人に優しいデジタル化」に貢献している、または今後貢献しうる個人や企業・団体の取り組みをデジタル大臣等が表彰するアワード。2022年は9つの部門を設けている。
※2 ボーカロイド:歌詞とメロディーを入力すると、パソコン上でキャラクターに歌を歌わせることが出来る歌声合成システム

デジタルの日/デジタル月間とは

2021年に創設された、社会全体でデジタルについて定期的に振り返り、体験し、見直す機会として創設された記念日である。官民で連携し、デジタル関連の技術・サービスを利用した様々な取組を実施し、社会のデジタル化に向けた機運の向上に取り組む。

2022年は、10月2日(日)3日(月)をデジタルの日、また10月1日(土)〜31日(月)までの1ヶ月間をデジタル月間と定め、賛同する企業・団体が全国各地でデジタルに関するイベント・セミナー、セール・キャンペーンなどの企画を行う。高齢者向けのスマホ教室、デジタルデバイスやECサイト上でのセール・キャンペーンから自治体と企業とのアライアンスで地域経済を盛り上げる企画まで幅広く地方含め全国的に行われる予定。

まとめ

今月は日本のデジタル化を加速するべく、各地でさまざまなイベントが開催される。デジタル化に課題を抱えている企業は、積極的に参加してみてはいかがだろうか。