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ビジネスパーソンに聞いた転勤実態アンケート2022

2022.10.07

アート引越センター株式会社のシンクタンクである『0123引越文化研究所』は、この度、転勤に対する実態調査を実施した。また、24年前の1998年に同研究所が行った調査(転勤実態アンケート vol.1 対象:調査当時から直近3年以内に転勤を経験した20代~50代の男性)の結果とも比較し、当時との傾向の違いも調べている。

主な調査結果のポイント

主な調査結果のポイント

●転勤を経験したビジネスパーソン(既婚男女)の半数が単身赴任を選んだ経験があり、1998年 調査との傾向に大きな違いがあることが明らかに。単身赴任経験は既婚男性55.4%、既婚 女性43.8%と男性のほうが単身赴任を選んだ人が多い傾向に
●転勤の辞令(内示)を断った経験がある人は14.8%。さらに、子どもがいる人では20.3%が 転勤を断った経験あり
●転勤の辞令(内示)を受けて最初に思ったこと、第1位は「次(転勤先)の仕事のこと」、第2位に 「引越のこと」また、子どもがいる人では、第1位は変わらず、第2位に「子どものこと」
●転居先を決定する際に重視したことは、「通勤時間」「賃貸料」「駅からの距離」
●転勤後の苦労や悩み、第1位は「新しい職場での人間関係」、第2位に「新しい職場での仕事」
●過去の転勤について、40%以上の人はポジティブな印象を持つ一方、
今後、転勤を「したい人」(計22.3%)よりも「したくない人」(計38.6%)の方が多い
●転勤してみたい都道府県、第1位は「東京都」、第2位に「大阪府」、第3位は「北海道」
都市別では、第1位に「東京23区」、第2位は「大阪市」第3位に「福岡市」がランクイン

※グラフの構成比は小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計しても必ずしも100%とはならない。

調査概要

【ビジネスパーソンに聞いた転勤実態アンケート2022】
・調査方法:インターネット調査
・調査対象者:過去10年間に転勤経験のある全国25~49歳の男女 400名
     (未婚男性:100名、既婚男性:100名、未婚女性:100名、既婚女性:100名)
・調査期間:2022年7月上旬

【1998年の転勤実態アンケート vol.1】
・調査方法:郵送配布・郵送回収法
・調査対象者:最近3年以内(調査当時)に転居を伴う転勤をした20代~50代男性 344人
      (20代:26名、30代:157名、40代:105名、50代:56名)
      ※この調査には未婚・既婚に関する区分けはありません。
・調査期間:1998年5月8日(金)~22日(金)

1998年調査と2022年調査を比較する場合は、その都度抽出条件を変更

まとめ

調査の結果、転勤時に単身赴任を選ぶ人が24年前と比べて大幅に増加していることがわかった。人事計画等の参考にしてみてはいかがだろうか。