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ダイバーシティ担当調査 D&I推進は6割が難ありと回答

2022.10.14

株式会社JobRainbow(本社:東京都渋谷区、代表取締役:星賢人)は、企業のダイバーシティ&インクルージョン(D&I)に取組む担当者への調査をもとに現在のD&I推進の課題についてまとめた、「ダイバーシティ担当に聞いた 企業のD&I推進の課題とリアル」を発表した。

調査背景

調査背景

企業経営と組織作りにおいてダイバーシティ&インクルージョン(以下、D&I)の存在感が高まり、あらゆる調査でもD&Iの企業成長やイノベーション創出へのインパクトが証明される中、日本でもD&I推進に取組む企業が増えてきている。一方で、企業の担当者からは、「D&Iに取り組んでいるが課題がある」との声が多く挙げられ、多くの企業が壁に直面している現状がある。

そこで、株式会社JobRainbowは、D&I推進における課題と現状を解像度高く把握し、実践的なソリューションを提案できるよう、本調査レポートではD&I推進の最前線で取組む担当者41名に対する調査をもとに、下記の3点を、定量的にまとめた。

①D&I推進の重要性に関する認識
②D&I推進の課題
③ESG・人的資本経営におけるD&Iの位置付け

調査概要

調査期間:2022年9月1日~9月7日
調査対象:企業や団体にて D&I 推進/サステナビリティ推進/人事等の業務・活動に携わる担当者
回答数:41名
調査方法:匿名アンケート調査

約7割がD&Iの重要性を認識する一方、約6割が推進に難あり

約7割がD&Iの重要性を認識する一方、約6割が推進に難あり

調査により明らかになったのは、D&Iに取組む重要性は認識されている一方で、推進できている企業は限られている現状である。回答者の73.1%が自社・団体でD&Iを重視している、と実感。D&Iに取組む主な理由は、約6〜7割が「中長期的な企業成長」「イノベーションの創出」「ウェルビーイング向上」「企業の社会的責任」の4つとなった。また、回答者の58.5%がD&Iが自社・団体内で進んでいないと回答しており、D&Iの重要性の認識との間に差があることがわかった。

最大の課題は「多様性」

最大の課題は「多様性」

今回の調査で、改めて浮き彫りになったのは、「リーダーシップポジションにおける多様性の不足」。課題に感じるという担当者の回答は、7割に上った。

加えて、担当者からは、社内での「D&Iに関する理解度の格差」が、全社的な取組みや個人レベルでの変革アクションを妨げているという声が多数挙げられた。本調査レポートでは、担当者の声をもとに、理解度格差を4つの傾向に分類し独自分析している。

調査レポートの詳細はこちら

まとめ

企業におけるダイバーシティ&インクルージョン推進の実態と課題が明らかになった本調査。自社での取り組みの参考にしてみてはいかがだろうか。