ナレッジワーク、育児・介護等のライフイベントを支援し多様な働き方実現

株式会社ナレッジワーク（本社：東京都港区、CEO：麻野耕司）は、「ワークエクスペリエンス（働く体験）の向上」をコンセプトとしたサービスを提供している。このたび、同社メンバーのワークエクスペリエンスの向上を目的として「Life Event Support」制度を導入したことを発表した。

ライフイベントを迎えたメンバーに最高の体験を

同社は2022年10月より、メンバーが健康や家族を大事にしながら持続的な働き方が実現出来るように、「Life Event Support」制度を導入した。「出産や育児・介護などのライフイベントを迎えるすべてのメンバーに最高の体験を提供する」ことをビジョンとして掲げ、3つの観点からメンバーの多様な働き方を支援する。

パフォーマンス（期待のマネジメント）

世の中の企業組織において、働く上での画一的な成長期待に苦しんでいる方が数多く存在する。同社は、仕事における成長を、自身のライフイベント・ステージに応じて自らの意思でコントロールできるように支援する。

そのために、メンバー全員がクォーターごとに上長との対話の場を設け、自らの等級や勤務時間などの働き方の期待を摺り合わせることが出来る。

ワークスタイル（時間のマネジメント）

数多くの企業において、産育休・介護休業・時短勤務の取得において勤続年数による制限を設けるなど、フルタイム勤務での実績を前提とした人事制度が存在。

ナレッジワークは、フルタイム勤務での実績に関係なく、多様なワークスタイルが選択出来るように制度を変更した。

勤続年数による産育休・介護休業取得制限の撤廃や、家庭事由に限らない時短勤務制度「ワークタイムチョイス制度」の導入により、誰もがライフイベント・ステージに合わせた働き方をできるように支援する。

また、多様なワークスタイルが実現出来るように、制度だけではなく社内会議の運用なども改善を進めていくとしている。

サポート（支援のマネジメント）

世の中には、制度は整っていても周囲の支援が無く、理想の働き方やキャリアプランの実現の障壁が大きいケースが数多く存在する。

同社は、上司や同僚への働きかけにより、ライフイベントを迎えたメンバー自身が孤立せずに支援を受けることが出来る環境を用意していく。今後、ライフイベントを迎えたメンバーの同僚への研修や、産育休・介護休業中メンバー向けの支援プログラムを整備していく予定だ。

まとめ

多様な働き方の促進に伴い、社内制度の整備がより一層重要となっている。形式上の制度で終わらないよう、従業員が活用しやすい制度、環境を整えることが肝要だろう。