組織のレジリエンス高める法人向けメンタルケア「Mental-Fit」大幅アプデ
ストレス時代のすべての企業の心の健康経営を総合的にサポートする法人向けセルフメンタルケア事業「Mental-FIt」を運営している株式会社SEN(本社:東京都中央区、代表取締役:各務太郎)は、2022年10月にサービスの大幅アップデートを発表した。
アップデート箇所のまとめ
「Mental-FIt」は株式会社SENが、株式会社村田製作所と株式会社疲労科学研究所との共同事業として、高精度ストレス測定器を活用した組織のメンタルヘルスの課題発見、また早稲田大学の熊野宏昭教授と共同実証研究を進めるマインドフルネスプログラムによる従業員のセルフメンタルケアとの両輪で、ストレス時代のすべての企業の心の健康経営を総合的にサポートする事業だ。
今回、導入企業と約半年間にわたるディスカッションを重ね、サービスを大幅アップデートした。アップデート箇所は以下の通り。
■導入企業の従業員向けスマホアプリの新規開発
■経営者・上長向けチームのメンタルヘルス分析ツール拡充
■専門カウンセラーとのオンラインカウンセリング受け放題サービス追加
■アプリ上で厚生労働省ストレスチェック制度の問診を受診できるサービス追加
■厚生労働省のストレスチェック基準に完全準拠のサービス
経営者・上長向けチームのメンタルヘルス分析ツール拡充
これまでは従業員個人個人のストレス状況を単純にまとめる形でのレポートを共有していたが、本アップデートに伴い、部署ごと、店舗ごと、また各グループのストレスレベルの傾向までが詳細にわかる仕様に改善。これによって各組織ごとに改善施策のPDCAを回しながら変化を追跡できるようになった。
専門カウンセラーとのオンラインカウンセリング受け放題
スマートフォンからオンラインカウンセリングを受けることができるようになった。厚生労働省のストレスチェック実施者養成研修を受けた公認心理士、精神保健福祉士、社会福祉士、産業カウンセラー、看護師等の認定のカウンセラーから、15分~40分のカウンセリングをいつでも予約可能。
また従業員向けのスマートフォンアプリを開発したことで、自分のメンタルヘルスの状況をリアルタイムでいつでも確認できるようになった。メンタルヘルスの健康を維持したい人が、気軽に習慣化できるUXデザインを意識している。
厚生労働省が定めるストレスチェック基準に完全準拠
アプリ上で厚労省が定める57問のストレスチェック問診を受診できること、またオンラインで専門のカウンセラーから補助面談を受けられるようになったことで厚労省のストレスチェック基準に完全に準拠する形のサービスとなった。それに伴い導入企業は様々な助成金も活用できるようになった。
まとめ
従業員のメンタルヘルスケアは、今や企業にとって欠かせない取り組みのひとつとなっている。社外サービスを活用し、従業員が気軽にメンタルヘルスケアを受けられる環境を整備する必要があるだろう。