課長の貯蓄額は平均1550万円【日本の課長調査2022】

ビジネスコーチ株式会社（東京都千代田区、代表取締役社長　細川 馨）は、2022年8月25日～8月30日の6日間、全国の従業員数300人以上の企業に勤める20歳～69歳の課長を対象に「日本の課長調査」を実施し、1000名の有効サンプルを集計した。
※調査協力機関：ネットエイジア株式会社

課長の意識について

■課長の役割「部下の育成」が最多
■約3割が役割を知らないまま課長に
■4割以上が「万年課長も悪くない」と回答
■「管理職として大きく成長したいと思う」66.4％
■自身を大きく成長させるために必要だと思うこと「自己改革」が最多
■課長が考える“理想の上司像”「責任から逃げない」が最多
■課長が考える“苦手な上司像”「決断ができない」が最多

会社への要望について

■人材開発・組織開発のために導入してほしいこと【研修・支援】は「中堅・リーダー層の能力開発」、【取り組み】は「コーチング」、【評価】では「360度評価」が上位

生活実態について

■課長の年収は平均885万円、最も高いのは企画課長で943万円
■課長の貯蓄額は平均1550万円、最も高いのは経理課長で2552万円
■「報酬に満足」43％、報酬満足度が最も高いのは経理課長
■「今年の4月以降に報酬がアップした」39％
■報酬満足度が最も高くなった年収ゾーンは「1300万円～1500万円未満」
■課長のお小遣い額の平均は5.7万円／月
■「部下との会話が好き」77％、人事課長では83％
■「部下との飲みニケーションが好き」57%、営業課長では63％
■部下に飲食代をおごる回数の平均は5.3回／年、人事課長では9.7回
■「現在の生活に満足」56％、生活満足度が最も高いのは経理課長

上司や部下とのコミュニケーションについて

■上司に言って後悔したセリフ　1位「できません」
■部下に言って後悔したセリフ　1位「頑張って」
■課長が相談したい“理想の上司”　芸能人では1位「所ジョージさん」
■課長が仕事を任せたい“理想の部下”　芸能人では1位「堺雅人さん」

調査概要

調査タイトル：日本の課長調査2022
調査対象：ネットエイジアリサーチのインターネットモニター会員を母集団とする従業員数300人以上の企業に勤める20歳～69歳の課長
調査地域：全国
調査方法：インターネット調査
調査期間：2022年8月25日～8月30日の6日間
有効回答数：1000サンプル
実施機関：ネットエイジア株式会社

まとめ

課長の意識や生活実態が明らかとなった本調査。多くの課長が、課長の役割として部下の育成を主と考えていることや、能力開発の研修・支援を会社に望んでいることがわかった。人事計画等の参考にしてみてはいかがだろうか。