新サービス「1click後払い」で請求書の支払いを延長

株式会社ROBOT PAYMENT(本社:東京都渋谷区、代表取締役:清久 健也)は、同社の請求・債権管理クラウド「請求管理ロボ」の利用企業における請求先に対して、請求書のカード決済を可能にする「1click後払い」の提供を開始した。
「1click後払い」について
「1click後払い」(特許申請中)とは、売り手企業が発行した請求書を受領後、買い手企業がカード決済を選択できるサービスだ。
同社の「請求管理ロボ」を利用中の企業は、設定画面から「1click後払い」用の請求書を発行できるように設定することで利用可能になる。「1click後払い」の利用により、カード払いの案内文と申請フォームへのリンクが、発行された請求書の下部に記載される。
請求書を受け取った買い手企業が「1click後払い」を利用すると、その利用手数料はバイヤー負担となり、売り手企業はシステム利用料・手数料負担なしで、未回収リスクを軽減することができる。
また、買い手企業は複雑な操作や手続きをすることなく、ワンクリックで簡単にカード決済ができ、クレジットカード利用で最大60日間(※1)のキャッシュアウトの延長が可能になる。銀行融資やファクタリングよりも手軽で、新たな資金調達手段として期待できる。
(※1)利用するカードの支払い時期により、延長期間は異なる。デビッドカード利用時は決済完了の時点で口座より代金が即時に引き落とされ、プリペイドカード利用時には事前にチャージした金額、あるいはあらかじめ決められている金額から差し引かれる。
今後の展開
同社が提供する「請求管理ロボ」は600社以上の企業が利用しており、請求・集金・消込・催促といった作業を全て自動化し、請求業務の大幅削減を実現している。また、企業間の請求を代行するサービス「請求まるなげロボ」も提供しており、企業規模に関わらず多くのユーザーから日々機能追加・改善の声が寄せられているという。
こうしたサービスを提供する中で収集したデータや決済市場の動向から、中小企業の決済手段の多様化や資金繰り改善のニーズを感じ、同社はこの度「1click後払い」を開始した。
まずは、既存サービスとのシナジーを活用するため、すでに「請求管理ロボ」を利用している企業を対象に展開するが、今後はすべての請求書において「1click後払い」を活用できるようにし、カードブランドの拡充・連携強化も実施していく。
まとめ
買い手にも売り手にもメリットがある本サービス。活用したいと考える企業も多いのではないだろうか。今後、更なる拡充・強化も予定されている。請求業務の効率化やキャッシュフローの改善が必要だと考えているのであれば、導入を検討してみては?