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メンタル不調で休職をした理由は「人間関係不和」が56.4%で最多

2022.11.07

株式会社メンタルヘルステクノロジーズ(所在地:東京都港区、代表取締役社長:刀禰真之介)は、メンタル不調を原因に休職した経験がある会社員110名を対象に、休職者と産業医との実態調査を実施した。

調査概要

調査概要:休職者と産業医との実態調査
調査方法:IDEATECHが提供するリサーチPR「リサピー®︎」の企画によるインターネット調査
調査期間:2022年10月5日〜同年10月6日
有効回答:メンタル不調を原因に休職した経験がある会社員110名
※構成比は小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計しても必ずしも100とはならない。

出典元:株式会社メンタルヘルステクノロジーズ

休職をした背景「人間関係不和」が56.4%で最多

休職をした背景「人間関係不和」が56.4%で最多

「Q1.あなたが休職をした背景を教えてください(複数回答)」と質問したところ、「人間関係不和」が56.4%で最多となった。

休職に至るまでに実施した会社との調整

休職に至るまでに実施した会社との調整

「Q3.休職に至るまでに行った、会社との調整内容を教えてください。(複数回答)」と質問したところ、「休職期間について」が52.7%で最多となった。

休職するまでに行った会社との調整の満足度は60.8%

休職するまでに行った会社との調整の満足度は60.8%

Q3で「会社との調整は全く行っていない」「わからない/答えられない」以外を回答した方に、「Q4.休職するまでに行った会社との調整の満足度を教えてください。」と質問したところ、「かなり満足している」が16.5%、「やや満足している」が44.3%という回答となった。

休職中に関わった人物は約7割が「上司」と回答

休職中に関わった人物は約7割が「上司」と回答

「Q5.あなたが休職中に関わった方をお選びください。(複数回答)」と質問したところ、「上司」が69.1%、「同僚(会社の仲間)」が52.7%という回答となった。

休職中の相談内容

休職中の相談内容

Q5で「わからない/答えられない」以外を回答した方に、「Q6.あなたが休職中に関わった方との相談内容を教えてください。」と質問したところ、上司へは「現在の仕事の状況や悩み」が53.9%、同僚(会社の仲間)へは「現在の仕事の状況や悩み」が58.6%、産業医へは「心身の状態について」が73.8%という回答となった。

42.7%が「企業側の意見を尊重している」ことに不満の声

42.7%が「企業側の意見を尊重している」ことに不満の声

「Q8.産業医との関わりにおいて、あなたが休職時に抱えていた悩み・不満を教えてください。(複数回答)」と質問したところ、「企業側の意見を尊重していると感じた」が42.7%で最多となった。

まとめ

「健康経営」を目指している経営者・人事担当者は多いだろうが、ただ産業医を雇えばいいというわけではないようだ。まずは、社員が利用しやすい産業医のイメージ構築や、自社に合った産業医の選択が、社内の利用率を高め、企業の健康経営の後押しとなるのではないだろうか。