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「SkillPalette コーチングアセスメント」で上司の指導・コーチング力を評価・改善

2022.11.11

教育戦略の支援事業を展開するリープ株式会社(東京都品川区、代表取締役 堀貴史、以下「リープ」)は、属人的になりがちな上司(マネージャー層)の「OJT(On The Job Training)」における指導・コーチングスキルの“質”を客観的に評価・分析し改善できる新サービス「SkillPalette コーチングアセスメント」を2022年11月8日にリリースした。

新サービスについて

日本は欧米に比べ、部下に対する実務スキルに対する指導や育成の方法が体系化(※1)されている企業はまだまだ少なく、OJTは特に「背中を見て学べ」という属人的なタスクになりがちだ。

そこでリープは、スキル評価指標「Rubrica」や、対話分析に関するシステムを独自開発。マネージャー層(上司)のコーチングにおけるプロセスや技術など対話による指導力、部下の学習支援における到達度を可視化。客観的に評価(スコアリング)することを可能にした。

また、スコアリングしたデータをもとに、経験豊富なコンサルタントが「インストラクショナルデザイン」の観点から、上司の人材育成プランを設計。総合的にサポートすることで“成果創出につながる”効果的な「OJT」の実践を支援する。

※1:教育を効果、効率、魅力的にする「インストラクショナルデザイン」という方法論があり、欧米では体系化して、企業に取り入れられている。

属人的な指導で「部下の時間を奪っている」

リープがこれまで多くの人事・人材開発担当者とやり取りをする中で感じたのは、部下に実務を教えるためのスキルや方法論が確立されておらず、「指導」が体系化されてない現場が多いということ。生産性の向上が叫ばれる昨今、指導者にも教育工学等に基づく理屈に沿った指導が求められている。

教育・指導のはずが「部下に考える隙を与えない業務の押し付け・指示」になっていたり、流行りの1on1コーチングも部下との会話時間確保が目的で「部下の機嫌とりをする」といったパターンに陥りがちだ。こうした指導は部下の成長を妨げるどころか、部下の作業時間をいたずらに奪っている現実がある。

そこでリープはインストラクショナルデザインに基づき、「部下の成果創出」を目的とした上司の指導力向上にコミットする。上司の指導力を適切に評価し改善策を提案することで、チームや組織の業績拡大に寄与するのが本サービスの価値だ。

まとめ

リスキリングが叫ばれる中、組織の人材育成力、部下指導力は経営戦略上必須であり、今後は営業担当者の商談スキル評価以上のニーズが想定される。従業員の能力・スキルの可視化や、評価データ蓄積の重要性も一層高まっていくことだろう。