【事務職のスキルとキャリア意識調査】91%「勉強しておけばよかった」と回答
管理部門の業務可視化・生産性向上支援を提供している株式会社ラフター(所在地:東京都大田区、代表取締役:松村采奈)は、事務職のスキルとキャリアに関する意識調査を実施した。
調査背景
間接部門のコストは平均11.7%と、年々増加し続けている。バックオフィスの生産性向上が企業の競争力を左右する重要課題である中、人的資本経営やリスキリングなど、企業はさらにバックオフィス人材へ投資する必要性が高まっている。そこで現在の事務職従事者・働き手はスキルとキャリアについてどう考えているのか、調査結果をまとめた。
調査概要
調査対象:事務職経験者の20~30代の女性
調査日:2022年10月
調査方法:インターネットによる任意回答
調査人数:100人
調査主体:株式会社ラフター
調査サマリ
・91%が「事務職になる前に勉強しておけばよかった」と回答
・そのうち46%がoffice系ツールやPCなどの「OAスキル」
・一方、事務職に就いてから苦労したことで「OAスキル」と回答したのは21%
・90%が事務職のキャリアに「不安あり」
・83%が何かしらスキルを身につけたい/身につけたいが何を学んでいいか分からないと回答
事務職になる前に勉強しておけばよかったこと
・全体の91%が、事務職になる前に勉強しておけばよかったと回答
・office系ツール、タイピング、PC関連などのOAスキルが46%を占めている
<その他の回答(抜粋)>
└ビジネス文書の基本的な書き方は、参考書などを読んで頭に入れておくこと
└会社経営・お金の基本的な事
株式会社ラフター
バックオフィスは会社の存続・成長に欠かせない存在だ。そんなバックオフィスの組織と人が「受動的」から「能動的」に変わり、「やりがい」を感じながら強く成長していける環境をつくるべく、働く人と企業の両方の立場に徹底的に伴走し「働く人」が心から笑える世界を創る。
社名:株式会社ラフター
事業内容:能動的なバックオフィス・事務職人材教育事業
まとめ
事務職になる前に勉強しておけばよかったことではOAスキルが約半数を占める一方で、実際に入社後に苦労したことは人間関係の構築や会社全体を把握する視点、臨機応変な対応などが挙げられていた。OAスキルを磨くことが事務職のスキルアップとなっている実態が明らかに。この乖離が、仕事のマンネリ化・キャリアの悩みに繋がっているとも考えられる。利益を生み出す体質に変えていくためには、真っ先に事務職人材のリスキリングを推進する必要があるだろう。