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【電子印鑑GMOサイン】契約にかかわる工程すべての一元管理が可能に

2022.11.14

GMOグローバルサイン・ホールディングス株式会社(代表取締役:青山 満 以下、GMOグローバルサイン・HD)は、2023年1月より、電子契約サービス「電子印鑑GMOサイン」において、締結前後の契約工程“すべて”を一元管理するCLMプラットフォーム『電子印鑑GMOサイン法務DX』の提供を開始すると発表した。

『電子印鑑GMOサイン法務DX』

契約の作成から、レビュー、修正、承認・決裁、締結、管理、更新まで一気通貫で処理・管理できるCLMプラットフォーム。従来の「電子印鑑GMOサイン」は、契約の締結・管理に特化していたが、今後は本プラットフォームの提供を機に、締結前後まで含む契約工程の“すべて”を管理するCLMへとサービス領域を拡大する。

提供の背景

企業の法務担当者が対応している契約業務は、契約書作成、審査、締結、期限管理、ステータス管理等に応じて各段階で行われ、プロセスは大変複雑である。2015年、電子契約サービス「電子印鑑GMOサイン」は、当時の法務担当者が煩雑であった自らの業務を効率化したいとの思いから、新規事業として立ち上げたもの。サービス誕生時より、契約にかかわるすべての工程を管理できるサービス展開を構想していた。

コロナ禍で契約業務の課題は一層複雑化

2020年からのコロナ禍以降、社内外のやり取りはメールや電話だけでなく、多くのコミュニケーションツールが利用されるようになった。場所や時間を不問とする電子契約サービスも同時に普及・定着し、さまざまな業界や部署で契約領域のDXが前進した。

一方、締結前から契約業務を担う法務部門では、コミュニケーションツールの多様化、紙と電子による契約データの混在、クラウドシステムツールの乱立など多重管理が発生し、新たな業務課題が発生した。

ContractS、キャリアインデックスとの業務提携を経て提供開始へ

2022年7月、GMOグローバルサイン・HDは、「ContractS CLM」を提供するContractS株式会社(代表取締役:笹原 健太・安養寺 鉄彦 以下、ContractS)と、株式会社キャリアインデックス(代表取締役社長CEO:板倉 広高)との3社間で業務提携を開始。この業務提携の一環として、ContractSから技術的サポートを得ながら「電子印鑑GMOサイン」におけるCLMの実装に向けて協業し、2023年1月より、電子契約サービス「電子印鑑GMOサイン」における『電子印鑑GMOサイン法務DX』提供開始に至った。

まとめ

法務担当者が対応する契約業務のプロセスは非常に複雑だ。一元化することで、業務効率は大幅に改善されるだろう。同社が新たに提供するサービスの活用を検討してみてはいかがだろうか。