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TOKIUMがインボイス制度に関する調査実施 対応について不明・未定が54.9%

2023.01.16

請求書受領クラウド「TOKIUMインボイス」を提供する株式会社TOKIUM(本社:東京都千代田区、代表取締役:黒﨑賢一、以下「TOKIUM」)は、2023年10月から施行されるインボイス制度に関する調査を経理関係職に従事している方もしくは従事したことがある方842名を対象に行った。

インボイス制度への認知度は71%

インボイス制度への認知度は71%

インボイス制度について、2023年10月に施行されることを知らない人が未だに29%存在する。そのうち、約40%が「対応は開始していない・わからない」と回答しており、多くの企業がインボイス制度について認識はあるものの、まだ対応を完了できていないことが分かった。

受領する対応方法が分からないという回答が多い

受領する対応方法が分からないという回答が多い

自社から発行する請求書の対応方法について、「対応すべき内容が不明」「未定」「わからない」と回答した人が約37.6%だった。一方、仕入れ先から受け取る請求書への対応方法について、「対応すべき内容が不明」「未定」「わからない」と回答した人は54.9%おり、発行側と受領側を比べた際に、請求書を受け取る側がどのようにインボイス制度に対応すべきかは、あまり浸透していないことが想定される。

一定数の企業は、免税事業者との取引を見直すと回答

一定数の企業は、免税事業者との取引を見直すと回答

免税事業者との取引について、課税事業者への登録を要請するとの回答が9.0%、取引を終了するとの回答が4.7%と、一定数は何らかの取引の見直しをするという回答結果となった。

調査概要

調査日:2022年11月
調査方法:インターネットリサーチ
調査機関:自社調査
有効回答数 : 842名
対象者:20~59歳の経理関係職に従事している方もしくは従事したことがある方
対象エリア:全国

会社概要

会社名:株式会社TOKIUM
設立:2012年6月26日
代表者:代表取締役 黒﨑 賢一
所在地:東京都千代田区神田駿河台2-2 御茶ノ水杏雲ビル5階
事業内容:経費精算・請求書管理など支出管理サービスの提供
資本金:100百万円

まとめ

今回の調査でインボイス制度への対応について、インボイス制度の施行開始についての認知は高くなっているが、ほとんどの企業が対応を始めているものの、まだ完了していないことが分かった。発行と受領を比べた際、対応内容が不明、未定、わからない、との回答が発行側は37.6%、受領側は54.9%と大きく乖離があり、受領側まで対応が必要な認知があまりされていない可能性がある。インボイス制度にどのように対応すべきか、請求書発行側と受領側双方の視点で考える必要があるといえるだろう。