BizHint2022年12月記事ランキングから読み解く中小企業決裁者の動向

Visionalグループの株式会社ビズヒント（所在地：東京都渋谷区、代表取締役社長：関哲）が運営するプラットフォーム「BizHint」（以下、BizHint）は、2022年12月における人気記事ランキングから、企業の決裁者が今注目しているポイントやトレンドについて、中小企業のコンサルティングの専門家である井領 明広氏（つづく株式会社）の分析を踏まえて発表した。

つづく株式会社 代表取締役 井領 明広氏

早稲田大学商学部卒業。NTT Data intra-mart 社にてワークフローシステムの営業に従事。後、クラウド会計ソフトを扱うfreee 株式会社にて導入支援、マーケティング、営業を歴任。2017 年、SaaS導入支援に特化したつづく株式会社を創業。地方中小企業のデジタル化を支援する。

1位：株式会社識学 安藤 広大 代表取締役社長のセミナー記事

「ダメなリーダーほど多くの目標を設定しがち。 “成果を出せない部下”にしないためのマネジメントの極意」

「マネジメント」を履き違え、多くの目標数値、KPI を設定するべきという勘違いはよく見聞きされる。また、高い目標を達成したいために仕方なく部下をがんじがらめにしてしまうケースもあるのではないだろうか。シンプルなKPI に絞ることは難しいが、それを判断する感度を磨く上でも「打席に立つ」ことが重要だろう。

2位：常盤工業株式会社 市川 浩透 代表取締役社長

社内改革を始めるには、まず信頼関係を築かないといけない。この順番を間違えてしまったために、社員の心が離れるばかりか、7 年連続赤字という状況に陥ってしまった市川さん。彼が間違いに気づくきっかけとなり、その後の経営の教科書としたのは、伝説の経営者・稲盛和夫氏の教え。「京セラフィロソフィ」「アメーバ経営」ー。よく聞く言葉だが、それを自社の改革にどう落とし込んだのか、その実例を紹介する。

3位：西精工株式会社 西 泰宏 代表取締役社長のインタビュー記事

「徳島で見つけた『月曜出社がワクワクする会社』。社員幸福度98％の大家族経営はここまでやる。」

「人の幸福」を実現することはただの社会的な意義ではない。様々な人材が活動できるよう生産ラインを効率化・標準化し、「生産性が上がった」「離職率の低減につながっている」と成果にまできちんと繋げた点が優れている。意義と商売がリンクしている素晴らしい事例だ。

まとめ

生産性向上・組織強化・DXなどをテーマに決裁者向けのBtoBマーケティングを支援するプラットフォーム「BizHint（ビズヒント）」の12月記事ランキングが発表された。企業の決裁者がどのようなことに関心を抱いているか、参考にしてみてはいかがだろうか。