働くママが優先したい時間1位は「趣味の時間」 願望ギャップランキング2023
仕事と家庭の両立を希望する主婦・主夫層の実情や本音を探る調査機関『しゅふJOB総研』(運営会社:株式会社ビースタイル ホールディングス、本社:東京都新宿区、代表取締役:三原邦彦)は『優先した時間・したい時間』をテーマに、就労志向のママ層にアンケート調査を行った(有効回答数:522件)。
2022年に優先した時間
withコロナの中、お子さんがいる女性は何に費やす時間を優先してきたのか。「2022年を振り返って、あなたが優先してきた時間は何でしたか」と尋ねたところ、最も多かったのは「家事・育児・介護の時間」で49.8%となった。3年前は1位だった「家族のコミュニケーション時間」と回答した比率は3年連続で減少している。一方、「仕事時間」と回答した人の比率は3年連続で増加した。
2023年に優先したい時間
「2023年にあなたが優先したいと願う時間は何ですか」と尋ねたところ、最も多かったのは45.4%の「家族のコミュニケーション時間」で3年連続1位となった。また、「家事・育児・介護の時間」と回答した人の比率は3年連続で増加している。
2023年に優先したい時間『願望ギャップ』
選択項目ごとに「2023年に優先したいと願う時間」の比率から「2022年に優先した時間」の比率を引いた値を『願望ギャップ』として算出してみたところギャップが15.9ポイントと最も大きかったのは「趣味の時間」であった。「趣味の時間」を2023年に優先したいと回答した人の比率は3年連続でやや減少しているものの、2022年に優先した人の比率はさらに下がっていたため、ギャップが大きくなった。2位は「休息・睡眠時間」で12.5ポイント、3位「資格取得などの勉強時間」と4位「美容・健康についやす時間」もギャップが10ポイントを超えた。一方でギャップがマイナスだったのは「家事・育児・介護の時間」のみである。「家事・育児・介護の時間」は2023年に優先したいと願う人の比率も増えているが、2022年に実際に優先した人の比率はもっと高くなっていることから、しなければならない義務という側面が表れているのかもしれない。
調査概要
調査手法:インターネットリサーチ(無記名式)
有効回答者数:522名 ※お子さんがいる女性
調査実施日:2022年11月18日(金)~2022年12月2日(金)まで
調査対象者:ビースタイル スマートキャリア登録者/求人サイト『しゅふJOB』登録者
まとめ
働くママが何に時間を取られ、本当に時間を使いたいことが何かを明らかにする本調査。働くママをどうサポートしていくかの参考にしてみてはいかがだろうか。