生成AI「直近1年以内に導入」企業は7割超も課題感 Sansan調査
Sansan株式会社は、企業で生成AIツールの導入・活用を推進する担当者1077名を対象に「企業のAI活用に関する実態調査」を実施。2025年以降、短期間で企業への生成AIツールの導入は劇的に進み、個人レベルの業務改善は着実に進展しているものの、経営にインパクトを与えるほどの成果を実感している企業は限定的だと報告した。
調査概要
調査名:企業のAI活用に関する実態調査
調査方法:オンライン上でのアンケート調査
調査地域:全国
調査対象:すでに生成AIを活用している企業において、生成AIツールの導入、活用推進に関わる役員・管理職・担当者 計1077名
調査期間:2026年2月2日~2026年2月3日
調査企画:Sansan株式会社
出典元:Sansan、「企業のAI活用に関する実態調査」を実施~9割が「AIが社内の情報を把握すれば、ビジネスの成果が変わる」と回答。一方、データベースが完璧に整っている企業は22.2%~(Sansan株式会社)
※本調査結果において、比率は小数点以下第2位を四捨五入しているため、必ずしも合計した数字が100%にならない場合がある
7割超の企業が1年以内に「生成AI」を導入
本調査ではまずはじめに、自社で生成AIツールを導入した時期について質問。その結果「半年以内(26.4%)」「1年以内(22.5%)」「3カ月以内(16.5%)」「1カ月以内(7.1%)」との回答が寄せられ、合わせて72.5%が1年以内に導入したことが明らかになった。
作業効率化を実感しつつも「経営インパクト」は低め
導入の効果としては「調べ物や情報収集が効率化した(59.1%)」「翻訳・要約・議事録作成が効率化した(48.8%)」が上位に挙がった。
経営インパクトにつながる成果としては「受注率・単価が向上し、売上につながった(18.9%)」「新規事業・ビジネスモデル変革につながった(16.6%)」「競合に対する優位性を築けた(11.1%)」と、さほど高くないことが可視化された。
また「AIが社内の人脈や商談情報を把握すれば、ビジネスの成果が変わると思うか」との質問には、合わせて90.7%が「とても変わると思う」「まあまあ変わると思う」と回答した。一方で、社内のデータベースについて「AIがすぐに読み取って分析できる状態に完璧に整っている」と回答した人は22.2%にとどまっている。
まとめ
生成AIツールの導入が劇的に進み、個人レベルでの業務効率化は着実に進んでいるようだ。一方で、経営にインパクトを与えるほどの成果を実感する企業は少なく、データベースの不完全さが課題になっていることも明らかになった。
導入から活用へとフェーズが移り変わりつつある今、改めて課題の把握と改善に向けた施策の整備・検討を進めていく必要がありそうだ。










