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全国の仕事場におけるニーズを探る「働く女性の意識」に関する実態調査

2023.03.06

アスクル株式会社(本社:東京都江東区、代表取締役社長:吉岡晃)はこのたび、事業所向け(BtoB)サービス「ASKUL」に登録している事業所を対象に、「働く女性の意識」に関する調査をまとめた。本調査は、2023年3月8日に迎える「国際女性デー」に先駆け、日々仕事に家事に活躍する働く女性の意識や実態を把握するために実施。ASKUL事業リサーチ専門チームが調査して、全国882の事業所(※)の回答を得た。

※BtoBの事業所を対象とし、個人〔専業主婦〈主夫〉、無職〕は対象外 但し、企業内個人は含む

調査概要

【調査方法】 インターネット調査
【調査対象】 事業所向け(BtoB)サービス「ASKUL」に登録している25超の業種
【調査エリア】 全国
【調査期間】 2023年2月1日~2月8日
【回収サンプル数】 882(※女性のみ)
【設計・実施・分析】 ASKUL事業本部 ブランド戦略・リサーチ

「働く女性の意識」サマリー

「働く女性の意識」サマリー

●女性の活躍について
・「自身の職場で女性が活躍していると思う」割合は48.7%で、「自身の職場で女性が活躍していると思わない」割合の51.3%と拮抗している
・「女性が活躍している」とは何を指すかという点では、「責任ある仕事を任されること」や「結婚・出産後も長く働き続けること」が高い
・「女性が活躍していない」と思う理由は、「男性優位の職場環境」(約7割)や「職場の風土や経営意識」(約6割)

●ここ10年間での変化
・この10年程度の間で女性が家庭と仕事を両立して働ける環境になってきたと感じるのは約4割
・最も高いのは、「結婚・出産後も長く働き続ける人が増えた」で約7割、続いて「その人のライフスタイルにあった働き方ができるようになった」で、約4割

●職場にあったら嬉しいサポート
・「時短勤務」「フレックス勤務」が5割を超え、従業員規模別では100人以上の規模で「テレワーク」、500人以上で「社員食堂やオフィス置き型の食事販売サービス」が全体と比較して高い

●ライフイベントと「働く」ことの両立
・「結婚や出産・育児などを経ても、退職せずに働く方が良い」が、7割以上
・専業主婦になりたいとする割合は、3割に満たない

まとめ

この10年程度の間で「女性が家庭と仕事を両立して働ける環境になってきた」と感じている層は約4割となっており、今後も改善が期待されている。多くの人が結婚や出産・育児の後も働きたいと考えており、働きやすい環境の整備が引き続き求められそうだ。