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外資就活ドットコムが就活意識調査 企業選びで最も重視するのは「職種」

2023.03.06

「外資就活ドットコム」を運営する株式会社ハウテレビジョン(本社:東京都港区、代表取締役:音成洋介)は、2024年卒業予定の外資就活ドットコム会員を対象に、就職活動に関する意識調査を実施した。

志望業界はコンサル人気

志望業界はコンサル人気

現在の学生の志望業界を聞くと、TOP5は「総合コンサル」「総合商社」「情報システム・通信・その他IT」「外資IT」「戦略コンサル」となった。

就職活動を始めた時期として最も多く回答を集めたのは、サマーインターンシップが始まる2022年5~6月。次に大学2年生の終わりから進級する時期である2022年3~4月であった。コンサル業界や外資系企業はサマーインターンを実施することが多いため、これらの業界志望が多い外資就活ドットコム会員は大学3年生の進級時~6月という早期に動き出していることがわかる。

オータム/ウィンターインターン参加は選考への実用的手段

オータム/ウィンターインターン参加は選考への実用的手段

本選考前に行われるオータム/ウィンターインターンシップには回答者の76%が参加しており、一番多いのは1〜5社の参加(46.7%)となった。インターンへの参加理由としては「企業・業界研究のため」のほかに、「早期選考への招待を獲得するため」「就職活動の練習のため」といった選考に直接つながる回答が多くなっている。

企業選びで最も重視するのは「職種」

企業選びで最も重視するのは「職種」

企業選びにおいて最も重視する項目を聞くと「職種」が最多となった。「年収・給与・福利厚生」がほぼ同数で続くが、職場の待遇を上回るほど「何の仕事をするか」を重視している人が多い結果となった。これは「ジョブ型採用」の意識が学生側にも浸透している傾向にあると言えるかもしれない。

約4割が大学3年生の内に内定を獲得

約4割が大学3年生の内に内定を獲得

約半数は年末から年始にかけて内定を獲得している。次に多いのは2022年10~11月(29.6%)だが、これはサマーインターンを経て内定を出す企業が増えていることに影響されていると言えるだろう。

就活生の6割以上が入社前から転職を想定

就活生の6割以上が入社前から転職を想定

新卒で入社した会社の想定就業年数を聞いたところ、6割以上が入社前から転職を想定していることがわかった。5年以内の転職を考えている層は約3割に上る。

調査概要

調査期間:2023年1月
調査方法:WEBアンケート
対象:2024年卒業予定の外資就活ドットコム会員(大学生/大学院生)
有効回答数:437名
出典元:外資就活ドットコム調べ

各比率において、項目によっては端数処理の関係で合計が100%にならない場合がある。

まとめ

どの業界でも優秀な人材の獲得競争が激化している中、企業は早めに動くことがより重要になってくるだろう。また、学生が職種別での採用を望む声は高まっており、それに適応している企業がより優秀層の獲得を優位に進めていくのではないだろうか。