ChatGPT実態調査 関心高いリテラシー層の7割が使用中
AI開発・運用、DX人材育成を手掛ける株式会社SIGNATE(シグネイト、本社:東京都千代田区、代表取締役社長:齊藤秀、以下 SIGNATE)は、2023年3月7日に実施した「ChatGPTのビジネスにおける活用法と限界」セミナーの参加者を対象に、「ChatGPT利用実態」についてアンケート調査を行った。
調査結果サマリー
1. 普段からChatGPTを利用している方は、71.6%。また、現在利用していないと回答した28.4%も、今後利用したいと回答。
2. ChatGPTを利用していないと回答したうち、約2割の方が会社からChatGPTの利用が禁止されているためと回答。
3. 利用用途の1位は「アイデア提案」、2位は「データの収集」。今後の利用用途は、半数以上の人が「ドラフト作成」で利用したいと回答。
4. 今後の利用シーンでは、半数以上が「データ分析」と回答。特に注目は、「人事・採用」「人材育成」の回答がセミナー受講後に大きく伸長。
調査概要
調査期間:2023年3月7日~3月9日
調査方法:インターネット調査
調査対象:「ChatGPTのビジネスにおける活用法と限界」セミナーアンケート回答者(有効回答数:377名)
その他 :グラフ内の数値は小数点第二位以下を四捨五入
出典元:株式会社SIGNATE「ChatGPT利用実態調査レポート」
会社概要
社 名 : 株式会社SIGNATE(SIGNATE Inc.)
本 社 : 東京都千代田区神田錦町2-2-1 KANDA SQUARE(WeWork内)
資本金 : 2.8億円(資本準備金1.8億円含む/2022年8月1日時点)
代表者 : 代表取締役社長 齊藤秀
まとめ
ChatGPTに関心が高いリテラシー層ということもあり、7割以上が普段からChatGPTを利用しており意欲・関心について高い傾向がみられた。その一方で利用用途や利用シーンにおける、現在と今後の利用幅については大きな差が見られ、関心の高いリテラシー層でも使いこなせている人は多くないことが読み取れる。ChatGPTを使いこなすためのプロンプトエンジニアリング(対話する際の質問)力や、どのようなことに活用できるのか知見や知識が不足していると考えられる。今後はChatGPTや生成AIの具体的な活用事例や、自社ビジネス・研究への活用、ChatGPTや生成AIがもたらす自社・業界全体への影響、変化、リスク、新たに誕生する人材スキルやその育成・採用などに、引き続き関心が寄せられていくだろう。