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弥生シリーズ、インボイス制度対応の新機能をリリース

2023.03.16

弥生株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:岡本浩一郎)は、提供中の弥生シリーズにおいてインボイス制度に対応したアップデートを実施すると発表した。今回のアップデートにより、提供中の弥生シリーズは2023年10月より施行されるインボイス制度に対応するための機能を揃える(※1)。
※1:提供中のやよいの見積・納品・請求書23およびMisocaは既にインボイス制度に対応した機能を備えている。

リリース概要

プログラムは製品別にリリースを実施。リリース予定日と対象製品は下記のとおり。

2023年3月15日:弥生販売 23
2023年3月20日:弥生会計 オンライン、やよいの青色申告 オンライン、 やよいの白色申告 オンライン、 弥生会計 23
2023年3月22日:やよいの青色申告 23
2023年3月23日:スマート証憑管理

インボイス制度の施行に伴い、事業者は新規で対応しなければならない業務が発生し、バックオフィス業務の負担が増加することが懸念される。弥生はインボイス制度に対応する製品を提供するとともに、AI-OCRを活用した「スマート証憑管理」と「弥生シリーズ」の連携を強化することで、業務の自動化・デジタル化を進め、事業者の業務負担を軽減する。

アップデート詳細

弥生販売 23
・弥生会計(やよいの青色申告)への仕入税額控除に基づいた仕訳の作成に対応(※2)
※2弥生販売 23 Ver.26.1.1で作成した仕訳は、弥生会計(やよいの青色申告) 23 Ver.29.2.1以降での取り込みに対応

やよいの白色申告 オンライン・やよいの青色申告 オンライン・弥生会計 オンライン・やの青色申告 23・弥生会計 23
・適格請求書/区分記載請求書の入力に対応
・経過措置による仕入税額控除の割合を取引日付に応じて自動判定する
・会計期間途中での課税事業者への変更に対応
・適格請求書/区分記載請求書を指定した取引データのインポートに対応

スマート証憑管理
・スキャナ保存制度に対応
・受領した証憑に対して、適格請求書としての適正性の判定を行う

弥生株式会社について

弥生は、中小企業、個人事業主、起業家の事業を支える社会的基盤として日本の発展に能動的に貢献することを使命としている。そのために、事業者が事業を立ち上げ、進め、発展する過程で直面するさまざまな課題に応えられる「事業コンシェルジュ」を目指して、「弥生シリーズ」や「事業支援サービス」を開発・提供・サポートしている。

まとめ

インボイス制度の開始に伴い、担当者の業務は煩雑化し負担が増加することが予想されている。導入しているツールの対応状況などは、早めに確認しておく必要があるだろう。