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DXで効率化したものの、工数が増えたと感じる人は75.9%

2023.03.17

株式会社セイルズ(本社:愛知県名古屋市、代表取締役:富田崇由)は、DX推進中の企業に勤めるバックオフィス部門の担当者を対象に、「DXに対するバックオフィスの本音」に関する調査を実施した。
※本リリースでの「バックオフィス」とは、人事・総務・労務・財務・事務などの業務と定義し調査を実施している。

DX(デジタル化)が進んでいる業務

DX(デジタル化)が進んでいる業務

「バックオフィスでの業務において、DX(デジタル化)が進んだものは何ですか?(複数回答可)」と質問したところ、『勤怠管理関連(58.5%)』が最多、次いで『給与計算関連(48.0%)』『シフト、スケジュール管理関連(28.9%)』『日報管理関連(25.9%)』『請求、支払い管理関連(25.7%)』と続いた。

DXによる業務の効率化

DXによる業務の効率化

「DXによって、業務は効率化されたと思いますか?」と質問したところ、『とてもそう思う(29.4%)』『ある程度はそう思う(58.7%)』『あまりそう思わない(10.3%)』『まったくそう思わない(1.6%)』という回答結果になった。

続いて、「DXによって、業務に必要な工数が増えたと感じることはありますか?」と質問したところ、『かなりある(19.9%)』『多少はある(56.0%)』『ほとんどない(22.9%)』『まったくない(1.2%)』という回答結果になった。

バックオフィス業務のDXは正しく進められているか

バックオフィス業務のDXは正しく進められているか

「勤務先において、バックオフィスのDXは正しく進められていると思いますか?」と質問したところ、『とてもそう思う(19.0%)』『ある程度はそう思う(61.5%)』『あまりそう思わない(17.4%)』『まったくそう思わない(2.1%)』という回答結果になった。

調査概要:「DXに対するバックオフィスの本音」に関する調査

【調査期間】2023年3月3日~2023年3月4日
【調査方法】インターネット調査
【調査人数】1002人
【調査対象】DX推進中の企業に勤めるバックオフィス部門の方(人事・総務・労務・財務・事務など)
【モニター提供元】ゼネラルリサーチ

まとめ

業務がスマート化されていることを実感しながらも、工数が増えるなど、逆に「非効率」になってしまうケースも多く、その結果、正しくDXが進んでいないと感じている様子が窺えた。速やかにDXを進めるためには、一部分ではなく企業の全体的なDXを進めることが望ましいだろう。調査結果を参考に、自社の状況を見直してみてはいかがだろうか。