クラウド型経費精算システム「経費BANK」がIT導入補助金2023補助対象ツールに採択
総合フィンテックソリューション企業であるSBI FinTech Solutions株式会社の子会社で、バックオフィス支援サービスを提供するSBIビジネス・ソリューションズ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:夏川雅貴)は、経済産業省・中小企業庁が推進する「IT導入補助金2023」において「IT導入支援事業者」として認定され、同社が提供するクラウド型経費精算システム「経費BANK」が補助対象ツールとして採択されたことを発表した。
「IT導入補助金2023」デジタル化基盤導入枠(デジタル化基盤導入類型)について
「IT導入補助金」は、中小企業・小規模事業者様が自社の課題やニーズに合ったITツールを導入する経費の一部を補助する制度で、業務効率化・売上アップをサポートするもの。昨年度より設けられた「デジタル化基盤導入枠(デジタル化基盤導入類型)」は、今年10月から開始されるインボイス制度対応も見据えた企業間取引のデジタル化推進を目的としており、補助対象となるソフトウェアを会計ソフト・受発注ソフト・決済ソフト・ECソフトに特化し、「通常枠(A・B類型)」よりも補助率を引き上げて優先的に導入支援を行っている。
※「IT導入補助金」デジタル化基盤導入枠に関する詳細
クラウド型経費精算システム「経費BANK」について
「経費BANK」は、月額1,500円から利用できるクラウド型経費精算システム。スマートフォンやタブレット端末で、いつでもどこからでも申請や承認ができる上、取引先への支払依頼と支払予定表による支払管理、経費集計による経費分析、銀行振込データ及び会計仕訳データの作成機能により、経理業務効率化を実現する。また、申請書などのカスタマイズや柔軟な承認ワークフローの設定により、企業の実態に即した経費精算業務のシステム化が可能なことから、中小企業のみならず1000名以上の大企業まで、多くのユーザーが利用している。
さらに、請求書や領収書をはじめとするあらゆる国税関係書類を改正電子帳簿保存法の法令要件を満たした形式で電子保存できる機能を、追加費用なしの標準機能として搭載している。AI-OCRオプションと組み合わせて使用することで領収書・請求書のデータを手入力することなく、起票・申請できるため、作業工数の大幅削減が可能だ。
まとめ
ITツールの導入にかかる経費の一部が補助される「IT導入補助金」では、インボイス制度対応を見据えて、一部の対象ソフトに特化して補助率の引き上げを行っている。活用を検討してみてはいかがだろうか。