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残業実態調査で84%が「残業の有無や平均時間等が転職活動における企業選びに影響する」と回答

2023.05.10

エン・ジャパン株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:鈴木孝二)は、運営する総合求人サイト『エン転職』上で、ユーザーを対象に「残業」についてアンケートを実施し、1万2940名から回答を得た。

84%が「残業の有無や平均時間等が転職活動における企業選びに影響する」と回答

84%が「残業の有無や平均時間等が転職活動における企業選びに影響する」と回答

「転職活動をする上で、残業の有無や平均時間等は、企業選びにどの程度影響しますか?」と尋ねると84%が「影響する」(とても影響する:49%、少し影響する:35%)と回答した。年代別で見ると、20代、30代は半数以上が「とても影響する」(20代:55%、30代:56%)と回答している。また男女別では、男性が44%に対し、女性は54%と10ポイントの差があった。

自社の残業時間の増減傾向、半数が「変わらない」と回答

自社の残業時間の増減傾向、半数が「変わらない」と回答

「ここ数年で、あなたの残業時間は増加傾向ですか?減少傾向ですか?」と尋ねると、「変わらない」が50%と半数を占めた。「増加傾向」(26%) と「減少傾向」(24%)はほぼ同率となっている。業界別で残業時間が増加傾向だったのは、「コンサルティング・士業」(36%)が最多。一方、減少傾向の業種は「メーカー(機械・電気・電子など)」(32%)が最多。

残業時間の増加理由は「人手不足」

残業時間の増加理由は「人手不足」

残業時間の傾向について、具体的な理由を尋ねた。残業時間が「増加傾向」と回答した方の理由は「人員が足りないため」(75%)が最多。次いで「仕事量が増えたため」(67%)が続きます。残業時間が「減少傾向」と回答した方の理由は「残業が制限されたため」(42%)が最多となった。

中小企業で働く人の「月60時間を超える残業代の割増率が50%に引き上げ」認知度

中小企業で働く人の「月60時間を超える残業代の割増率が50%に引き上げ」認知度

2023年4月から法律が施行され、中小企業で働く人の「残業代が引上げ(60時間超)」になったことについて尋ねると、「知っている」は39%(内容も含めてよく知っている:9%、概要だけ知っている:30%)と、全体の4割弱に留まった。引上げについては、8割が「良いと思う」(とても良いと思う:47%、良いと思う:33%)と回答している。

調査概要

調査方法:インターネットによるアンケート
調査対象:『エン転職』を利用するユーザー
調査期間:2023年2月22日~3月28日
有効回答数:1万2940名

まとめ

調査により残業に対する意識や実態が明らかとなった。8割以上が残業の有無や平均時間等が転職活動の企業選びに影響すると回答している。参考にして頂きたい。