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90%以上が経費精算のために出社、紙で領収書を提出 「経費に関する実態調査」

2023.05.10

株式会社ペイルド(本社:東京都中央区、代表取締役社長兼CEO:柳志明、以下「ペイルド」)は、営業職のビジネスパーソン男女500人を対象に、経費精算や経費の立て替えに関するアンケート調査を実施した。

調査結果サマリー

・最も多かった経費精算方法は、「紙の領収書を出社して提出する」が90.4%
・自腹で負担した経費を精算時に申請しなかった経験がある人は43.8%
・自腹で負担した経費を精算時に申請しなかった理由は「面倒だったから」が46.6%
・月あたりの立替経費項目で最も多いのはタクシー・電車など「近距離交通費」で64.2%
・月あたりの立替金額が1万円以上の人は48%で、そのうち10万円超えは9.2%

経費精算方法「紙の領収書を出社して提出する」が90.4%

経費精算方法「紙の領収書を出社して提出する」が90.4%

月末月初の経費精算時、領収書の提出方法で最も多かったのは「紙の領収書を出社して提出する」で90.4%となった。また、電子の領収書データを経費精算ツールなどにアップロードし「データで提出する」は、わずか10.6%で紙での提出方法に比べ大幅に少ない結果となっている。

自腹で負担した経費を精算時に申請しなかった経験がある人は43.8%

自腹で負担した経費を精算時に申請しなかった経験がある人は43.8%

経費を自腹で負担したにもかかわらず、経費精算時に申請しなかった経験がある人は約半数の43.8%にのぼった。申請をしなかった理由として最も多かったのは「面倒だったから」で46.6%。

月あたりの立替経費項目で最多は「近距離交通費」で64.2%

月あたりの立替経費項目で最多は「近距離交通費」で64.2%

月あたりの立替経費項目で最も多かったのは電車やタクシーなどの「近距離交通費」で64.2%、僅差で「会食などの交際費」が50.2%。そのほか宿泊費や新幹線などの「出張費」が38.4%、文房具やコピー用紙などの「会社備品」が36.4%となった。

月あたりの立替金額が1万円以上の人は48%

月あたりの立替金額が1万円以上の人は48%

月あたりの立替金額は3千円以上が最も多く、また48%の人に毎月1万円以上の立て替えが発生していた。そのうち10万円以上の経費負担がある人は9.2%で、個人の機会費用を損失していることが推察される。

調査概要

調査名:経費精算や自腹立替に関する実態調査
調査方法:インターネットを利用したアンケート調査
調査対象:従業員数500名以下の企業に従事している全国営業職の方(経費を立て替えた経験がある方対象)
対象年齢:20~69歳男女
有効回答数:500人
調査実施期間: 2023年1月18日~2023年1月19日

出典元

まとめ

調査の結果、未だ紙で領収書を提出して経費を精算している人が9割以上と判明。データでの提出ができるようにすることで、効率化や未精算の立替経費を減らすことが可能となるのではないだろうか。