倉庫・物流業のインボイス制度への対応に関する実態調査

在庫・倉庫管理システム「W3 mimosa」を提供する株式会社ダイアログ(本社:東京都品川区、代表取締役:方志嘉孝)は、自社のインボイス制度の対応状況を把握している倉庫・物流業の経理・財務担当者86名を対象に、倉庫・物流業のインボイス制度への対応に関する実態調査を実施した。
調査概要
倉庫・物流業のインボイス制度への対応に関する実態調査
調査方法:IDEATECHが提供するリサーチPR「リサピー®︎」の企画によるインターネット調査
調査期間:2023年4月5日〜同年4月11日
有効回答:自社のインボイス制度の対応状況を把握している倉庫・物流業の経理・財務担当者86名
※構成比は小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計しても必ずしも100とはならない。
出典元:株式会社ダイアログこちら
調査結果サマリー

■インボイス制度、請求書の発行側・受領側いずれにおいても必要な対応について概略まで知っているのは33.7%
■70.9%が「適格請求書発行事業者の登録」完了
■インボイス制度への対応にかかった期間、「6カ月~1年未満」が22.4%で最多
■インボイス制度対応への課題、「適切な対応方法が分からない」が25.0%、「自社に合うツールが分からない」が19.7%
■「内外周知徹底できるか疑問」や「大量の請求書の保管作業」などの課題も
■インボイス制度をきっかけに、44.7%が「システムの導入や変更」をすでに実施
■約半数が、「取引先からインボイス制度に対応するよう依頼を受けた」と回答
■取引先から依頼された対応、「適格請求書発行事業番号の共有」が78.0%で最多
■「取引先が導入したシステムへの請求書の送付」や「スムーズな制度への移行と対応」などの依頼も
会社概要
会社名 :株式会社ダイアログ
設立 :2013年11月8日
代表取締役:方志嘉孝
所在地 :〒141‐0031 東京都品川区西五反田2-12-3 第一誠実ビル8F
事業内容 :WEBアプリケーションシステム企画・開発
スマートフォンアプリ企画・開発
物流・販売等業務基幹システム導入・コンサルティング
業務システム用機器選定/販売
まとめ
今回の調査では、インボイス制度施行まで残り半年を残した現在、倉庫・物流業では、自社の事業者登録は進んでいても、取引先の確認などの対応が遅れていることが判明した。実際に施行となった場合、適切な対応方法を模索しながら社内ルールを作り上げていくことも想定しながら、社内外の周知徹底など、準備が急務と言えるのではないだろうか。