厚労省「子ども3歳まで在宅勤務」にママたちの反応は？ 300人超に即日アンケート

インターネット広告・メディア運営事業の株式会社インタースペース（所在地：東京都新宿区、代表取締役社長：河端伸一郎）のグループ会社である4MEEE株式会社（所在地：東京都新宿区、代表取締役：尾久一也）の運営するママ向けWEBメディア『4yuuu（フォーユー）』は、ママを対象とした「在宅勤務」に関する調査を行ったことを発表した。

アンケート実施の背景

3歳までの子どもがいる人が、テレワークでも勤務できる仕組みを導入することを企業努力義務とする方向で、厚生労働省が検討中との報道があった。

通勤時間の削減などで仕事と育児の両立をしやすくする狙いや、短時間勤務が困難な場合の代替措置の1つとして提案されているようだが、「希望者全員が保育園に入れる状態にするまでがセットでなきゃならない」「在宅勤務を選択するのが女性ばかりになって、結局家事子育ての負担が女性に集中するのでは」など不安視する声も。

とはいえ、（保育園などに子どもを預けられる状態が確保されている前提で）在宅勤務が可能になれば、嬉しいと感じるママも多いはず。ただ、「3歳までが適切なのか？」という疑問が編集部内で上がり、アンケートを実施する運びとなった。

約8割のママが「在宅勤務、3歳までじゃ足りない」と回答

308名のママを対象に単一選択式アンケートを実施したところ、下記の結果となり、78.9％が“3歳までじゃ足りない”と考えていることがわかった。

・3歳までがちょうど良い 65票（21.1％）
・小学校就学前まで 86票（27.9％）
・小学校3年生まで 116票（37.7％）
・それ以上 41票（13.3％）

具体的な理由としては、「小学校へ上がっても学童保育に通わせられるなら、未就学児までで良い」、「小学校低学年の子は、保育園児より帰宅時間が早い。一人で残して会社に行けない」、「学童保育は3年生までが多い。4年生になった時困りそう」などの回答があった。

アンケート概要

総回答数：308票
調査手法：インターネット調査
調査エリア：全国
調査時期　：2023年5月17日〜5月18日(24時間)
調査・分析・文：4yuuu編集部

まとめ

調査の結果、多くのママが在宅勤務は3歳まででは足りないと考えていることがわかった。家族の形、ワークライフバランス、企業の規模や姿勢もそれぞれ。ゆえに、全員に当てはまる画期的な仕組みを1度につくることは難しいかもしれない。だからこそ、自分やみんなにとって本当に必要なことは何かを考え続け、声を上げる必要があるのではないだろうか。