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3400人に聞いた「派遣の求人状況」72%が「求人状況が良くなっている」と回答

2023.05.31

エン・ジャパン株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:鈴木孝二)が運営する日本最大級の派遣情報サイト『エン派遣』上で「派遣の求人状況」についてアンケート調査を行ない、3491名から回答を得た。

72%が「求人状況が良くなっている」と回答

72%が「求人状況が良くなっている」と回答

「最近の求人状況をどのように感じていますか?」と伺うと、72%が「以前より良くなっている」(以前より良くなっている:19%、どちらかというと以前より良くなっている:53%)と回答。2022年の同調査(※)と比較すると10ポイント増加した。

「以前より良くなっている」「どちらかというと以前より良くなっている」と回答した方に理由を伺うと、上位は「未経験OKの求人が増えた」(51%)、「時給や給与が上がった」(48%)となった。

<ポイント>
コロナ禍は、先行きの不透明感から多くの企業が採用を控えていた。2021年頃から感染拡大収束の兆しが見えはじめ、派遣でも徐々に採用が再開。コロナの収束に伴い、未経験者向けの求人も再開している状況だ。一方で、求人数の増加に伴い採用競争は激化。求人を魅力的にする工夫を様々な角度から行なっている。

半数以上が、以前より就業しやすくなっていることを実感

半数以上が、以前より就業しやすくなっていることを実感

「以前と比べて、応募からの仕事の決まりやすさについて、どのように感じていますか?」と伺うと、55%が「決まりやすくなっている」(決まりやすくなっている:13%、どちらかというと決まりやすくなっている:42%)と回答した。

<ポイント>
人材獲得難度の上昇に伴い、派遣会社は応募者1人1人の就業支援を強化。スピード対応のほかにも、募集企業、応募者の要望を深層までヒアリングすることで、双方の希望が叶うマッチングの精度を高めている。一方で、決まりにくくなっている理由には「在宅ワークの求人は人気があるため決まりづらい」という声も。コロナの収束により、完全在宅勤務だった求人が一部在宅勤務や出社に切り替わる傾向も。移動時間が削れたり、勤務地を問わない完全在宅勤務の求人は依然人気が高い状況である。

調査概要

調査方法:インターネットによるアンケート
調査対象:『エン派遣』を利用しているユーザー
有効回答数:3491名
調査期間: 2023年4月3日~4月30日

まとめ

コロナの収束によって派遣の求人状況にもさまざまな変化が起こっていることが明らかとなった。今後の人事計画等の参考にしていただきたい。