Z世代はスタートアップ就職をいつから意識し、何を求める? 情報収集は「Twitter」で?
株式会社ペンマーク(本社:東京都目黒区、代表取締役:横山直明、以下ペンマーク)は、大学生向け学習管理SNS「Penmark」を利用している現役学生を対象に「起業・スタートアップに関する意識調査」を実施した。
「スタートアップ創立元年」大学発ベンチャー数は増加傾向に
ペンマークは、大学生向け学習管理SNS「Penmark」を利用している現役学生23万人を対象に「起業・スタートアップに関する意識調査」を実施。学生のスタートアップや起業に対する関心は高まっており、大学発ベンチャー数は2022年度で3782社と昨年の3305社に比べ477社増加し、過去最高を記録している。(※1)
※1:出典「令和4年度大学発ベンチャー実態等調査の結果を取りまとめました(速報)」
Z世代、スタートアップ就職に何を求めいつから意識する?
Z世代はスタートアップ就職に対していつから意識し、何を求めるのだろうか。
スタートアップ就職を意識し始めた時期は、1年次と3年次が32.1%と同率となった。特に1年次から意識したきっかけとしては、インターンや新入生ガイダンス・スタートアップ人事による特別講義などがあるようだ。期待することに対しては6割以上の学生が「挑戦できる環境(64.8%)」「自由な働き方(61.7%)」と回答している。新型コロナウイルスによる外出制限で環境の変化から、インターン参加などで挑戦意欲が高まっているようだ。
ちなみにスタートアップの中で志望したい業種、1番人気は12%の教育・学習(EdTech)となった。選んだ理由として、コロナ禍によるお家時間でアプリ学習をしていたことや教育業界での紙教材からアプリ教材への移行があげられる。同時にAR・VR・XRなどのメタバースを選択した学生が多かった。
またスタートアップ企業の情報収集はTwitterが48.2%とダントツで、就職サイト(39.8%)・企業HP(35.2%)と続いた。Z世代にとってTwitterは検索エンジンのようなものだという。就活専用アカウントを作成し、選考フローや面接対策、マナーやルールなどの情報収集を効率的に行い把握しているようだ。
調査概要
調査対象:「Penmark 公式LINEアカウント」を利用中の学生
対象エリア:日本全国
調査期間:2023年2月18日~2月29日
調査方法:LINEユーザーを対象にしたスマートフォンWeb調査
有効回答数:1397人※(文系944人、理系453人他/大学生1210人、大学院生43人、専修学校生144人)※ 大学校・短期大学等や文系理系以外の学部を含む
まとめ
起業・スタートアップに関する関心、ベンチャーの数は年々高まっている。
Z世代の検索エンジンとしてTwitterが活用されている今、企業の様子や働き方、カルチャーをリアルタイムで発信することは採用活動に大きく影響するだろう。同社の調査結果を元に採用に関するSNS運用法について考えてみてはいかがだろうか。