2030年には最大で約79万人のIT人材不足に IT人材不足の解決は「シェアリング人材」の活用で「即戦力、コスト削減」へ
株式会社日本デザイン(本社:東京都豊島区、代表:大坪拓摩)が運営するゼロイチWEBデザインスクール「デザスク」が、IT人材の雇用に関する実態調査を実施した。対象はIT人材の採用に注力し、かつWebデザイナーの採用を行っている企業の経営者109名。
2030年には最大で約79万人のIT人材不足に
日本デザインはIT人材の採用に注力しており、かつWebデザイナーの採用を行っている企業の経営者109名を対象に、IT人材の雇用に関する実態調査を実施。2023年で最大約79万人のIT人材不足(※1)が予測されている。
※1 出典元:経済産業省「IT人材需給に関する調査」
シェアリング人材を選ぶ理由、求めるレベル感は?
優秀なWebデザイナーの採用において、81.6%の企業がシェアリング人材を活用したいと回答した。理由としては「即戦力が欲しい(56.2%)」「教育コスト削減(51.7%)」「採用コスト削減(41.6%)」など、コストをかけず必要な時に人材を採用したい声が多くみられた。
またAIが発達する中でも需要を高め続けられるようなWebデザイナーについては、「UI/UXデザインを熟知しており、ユーザー目線のウェブデザインを作成できる。動的なウェブページを作成も可能」が最多の25.7%であった。同社が定めるレベル1「HTMLとCSSの基本的な理解を持ち、簡単なウェブページを作成できる」でも22%もいることから、基本的な操作を習得して使えるだけでも需要はありそうだ。
調査概要
調査概要:IT人材の雇用に関する実態調査
調査方法:IDEATECHが提供するリサーチPR「リサピーR」の企画によるインターネット調査
調査期間:2023年6月9日?同年6月12日
有効回答: IT人材の採用に注力しており、かつWebデザイナーの採用を行っている企業の経営者109名
※構成比は小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計しても必ずしも100とは限らない
調査詳細:株式会社日本デザイン
まとめ
日本のIT人材は米国の34.6%と比較して、IT人材が関連企業に従事する割合は72%と大きい(※2)がまだまだ人材不足は続くと予測される。調査結果を元にシェアリング人材の採用を検討してみてはいかがだろうか。
※2 出典元経済産業省「我が国におけるIT人材の動向」