掲載希望の方 オフィスのミカタとは
従業員の働きがい向上に務める皆様のための完全無料で使える
総務・人事・経理・管理部/バックオフィス業界専門メディア「オフィスのミカタ」

原価管理システム「どっと原価システム」、クラウド型請求管理サービスとの連携で電帳法対応が可能に

2023.08.09
オフィスのミカタ編集部

リコーグループのメイクリープス株式会社(本社:東京都目黒区、代表取締役社長:児玉哲)が提供するクラウド型請求管理サービス「MakeLeaps(メイクリープス)」と、建設業界向け原価管理システム開発・コンサルティングを行う株式会社建設ドットウェブ(本社:石川県金沢市、代表取締役社長:三國浩明)が提供する原価管理システム「どっと原価シリーズ」はサービス連携を2023年8月より開始した。

サービス連携で送付業務、電帳簿対応の効率化へ

2023年8月3日、クラウド型請求管理サービス「MakeLeaps(メイクリープス)」と、原価管理システム「どっと原価シリーズ」はサービス連携を発表した。サービス連携によって、どっと原価シリーズから出力した請求書データをワンクリックで、「MakeLeaps」に連携できる。連携したデータは書類情報として登録されるため、書類作成後の郵送・電子送付や入金業務が「MakeLeaps」で一元管理が可能だ。

2023年10月に導入される適格請求書等保存方式(通称、インボイス制度)や2024年1月から義務化される改正電子帳簿保存法等に備え、経理・総務担当者の負荷軽減に貢献していくという。

建設業界のDX化へ

原価管理システム「どっと原価システム」は、建築業界向けの原価管理ソフトで販売から23年目を迎え導入社数は5000社を突破している(※1)。工事の情報を一元管理できるシステムで、今回のシステム連携も加わり電帳法対応も可能になったことで、業務効率化が期待できる。

厚生労働省によると、建築業界でも2024年4月1日から時間外労働の上限は原則として月45時間、年360時間となり時間外労働の上限規制を発表している(※2)。建築業界のDX化が急務となる中、今回のサービス連携はバックオフィス業務効率化のひとつとして寄与するだろう。法改正による勤怠管理システムの対応にも追われる中、今後のサービス拡大や連携に期待したい。

※1出典元:どっと原価シリーズ、建設業向け原価管理ソフト市場にて 7年連続 導入実績No.1&2021年度 導入実績No.1を獲得!
※2出典元:時間外労働の上限規制の適用猶予事業・業務(厚生労働省)