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アドビ、「バックオフィス業務のデジタル化に関する調査」の結果を発表

2023.08.08

アドビ株式会社(本社:東京都品川区、社長:クレア ダーレイ、以下 アドビ)は、バックオフィス業務に携わる会社員500名を対象にした、「バックオフィス業務のデジタル化に関する調査」の結果を発表した。

バックオフィス担当者の半数以上が「ルーチン業務が多い」と回答

バックオフィス担当者の半数以上が「ルーチン業務が多い」と回答

レポートや報告書の作成など、定期的に発生する「ルーチン業務」が多いと思うか聞いたところ、半数以上の53.2%が普段の業務の中でルーチン業務が多いと感じていることがわかった。

また、紙の書類の使用頻度について聞いたところ、半数以上が紙の資料を「毎日」使用し、9割以上が「週に1日以上」使用していることがわかった。

65.1%が紙の書類のデジタル化を希望

65.1%が紙の書類のデジタル化を希望

紙の書類を使用している業務の種類について、最も多かった回答が「見積書/請求書」で54.6%。また、今後デジタル化を希望する業務の種類について聞いた際、こちらも「見積書/請求書」が36.1%で最多回答となった。さらに、紙の書類をデジタル化したいと思うか聞いたところ、65.1%がデジタル化を希望していることが明らかになった。

60.8%がここ数年間で業務のデジタル化の進展を実感

60.8%がここ数年間で業務のデジタル化の進展を実感

ここ数年間におけるテレワークの導入や法改正などによってデジタル化が進んだと感じているか聞いたところ、60.8%がデジタル化の進展を実感していることがわかった。加えて、デジタル化の進展を実感している回答者のうち、デジタル化により働き方が柔軟になったと考える割合は約8割(79.6%)となった。

約2割が生成AIを業務に利用

約2割が生成AIを業務に利用

日々の業務で生成AI(ジェネレーティブAI)技術を取り入れているか聞いたところ、「積極的に取り入れている」が5.8%、「少しは取り入れている」が15.4%と、生成AIを業務に利用している割合は21.2%に留まった。

また、生成AIについて理解している回答者に対して、これからのビジネスにおいて最新テクノロジーの活用が必要か聞いたところ、約6割となる59.0%が必要だと思うと回答した。

新たなスキルの獲得に対する懸念点「時間がない」最多

新たなスキルの獲得に対する懸念点「時間がない」最多

生成AIなどの最新テクノロジーを学ぶとき、もしくは新たなスキルを取得する際には、教育課題などを経る必要がある場合も少なくない。そこで、新しいスキルを身につけるにあたって最も懸念している問題点を聞いたところ、「時間がない」が26.7%と最多となった。

「バックオフィス業務のデジタル化に関する調査」 概要

調査方法:インターネット調査
実施対象:500人(経理・財務・会計250名/人事・労務・総務・法務250名)
調査期間:2023年6月7日~2023年6月12日

まとめ

9割以上が週に1日以上は紙の書類を使用しているなど、デジタル化の余地は未だ多いことが伺える。業務効率化に向けて、ツールやAIの活用が今後より一層重要となってくるだろう。