人的資本情報の開示に特化した新サービス「TP人的資本クイックボード」リリース
株式会社プラスアルファ・コンサルティング(本社:東京都港区、代表取締役社長:三室克哉、証券コード:4071)は、ここ数年で急速に企業の取り組みが加速している人的資本経営、それに伴う人的資本情報の開示を支援する新たなサービスとして、「TP人的資本クイックボード」のリリースを発表した。
概要
プラスアルファ・コンサルティングはISO 30414コンサルティング資格を認定するHCプロデュース社とHR Metrics社による認定に合格したISO 30414リードコンサルタント/アセッサーを自社コンサルタントとして複数名用意しており、その監修のもと「TP人的資本クイックボード」の機能開発を行った。
人的資本関連項目には、ISO 30414に準拠した必要項目や、上場企業が有価証券報告書に記載することが義務付けられた項目などがある。また、それら規格や義務化項目以外にも、経営課題の解決や企業価値の向上につながる人的資本関連項目を、豊富な経験を有する同社リードコンサルタント/アセッサーが製品に対して反映する。
「TP人的資本クイックボード」の活用により、専門知識が無くても人的資本経営関連項目を設定しデータ投入するだけで、人的資本状況を外部公開するためのグラフィカルなアウトプットが可能となる。
ISO 30414リードコンサルタント/アセッサーとは
ISO 30414のプロフェッショナル認定講座受講のうえ、HCプロデュース社・HR Metrics社が認証するISO 30414の個人資格。取得者は自社を含む企業のコンサルティングやISO 30414組織認証のための審査を行うことが可能。
TP人的資本クイックボードの主な特徴
人的資本情報として開示することが推奨される項目は、国際基準ISO 30414として定義されているが、このすべてを開示する必要があるものではない。一方で、日本独自の開示義務項目として、女性管理職比率や男女賃金格差など、女性活躍推進法および改正開示府令によって有価証券報告書への記載が義務付けられた項目もある。
今後継続してどの項目を人的資本情報として開示していくか、TP人的資本クイックボードでは任意の開示項目を選択することで、必要なデータ項目群が自動的に定義でき、その項目に対してデータ投入するだけで、人的資本情報を自動的に分かりやすくビジュアライズすることが可能だ。
まとめ
多くの投資家も注目している企業の人的資本情報。データの可視化を手軽にできる本サービスの活用を検討してみてはいかがだろうか。