半数以上の求職者、企業SNSでの情報を求めるも企業側での効果は1割未満に
2023.08.28

株式会社L-marketingは、株式会社クラウドワークスにて企業SNSに関するアンケート調査を行った。
就職向けの企業SNSでみたい情報は「社員の声」「仕事の流れ」が上位
株式会社L-marketingが行った求職者への調査によると、半数以上の求職者が「企業で転職・就職向けにSNSアカウントを持つことが必要」と回答している。
また、企業SNSで見たい情報として「1日の仕事の流れ(40.97%)」「会社の雰囲気(29.17%)」「社員の声(28.47%)」の順であげられており、SNSを通じての情報収集やコミュニケーションを重視しているといえる。

企業SNS、企業側は消極的か
求職者側は、SNSを通じて会社の雰囲気や実際の声を知りたい意見があった。しかし、企業側の現状はどうなっているのだろうか。
株式会社東京商工リサーチが約5000社に行った調査によると、企業SNSを運用していない企業は54.8%と半数以上がSNSを運用していないことがわかっている(※)。またSNS運営による効果として、「従業員採用の応募者が増加した」と回答した割合は7.9%と1割未満にとどまった。PRの場としてSNSはひとつの手段となり得るが、運用に伴う編集や管理などリソース不足により導入が難しいケースもあるだろう。自社の課題にあう採用活動を選択していきたい。
※出典元:株式会社東京商工リサーチ

調査概要
調査方法:インターネットによるアンケート調査
調査期間:2023年8月11日(金)~2023年8月25日(金)
調査機関:株式会社クラウドワークス
調査対象:無作為に抽出した100名
有効回答数:100人
出典元:株式会社L-marketing