【アフターコロナの働き方調査】フル出社が4倍に増加し、満足度は低下傾向に
株式会社ネクストレベル(本社所在地:神奈川県横浜市、代表取締役:田中大洋)が運営する『ミライのお仕事』は、企業などで働く男女に、コロナ禍前後の働き方の変化や満足度についてアンケートを実施した。
コロナ前後の働き方の推移|コロナ後はフル出社の割合が約4倍に
コロナ後は、フル出社している人の割合がコロナ禍の時期と比べて約4倍に増えていることが判明した。コロナ前と比べると約半数にとどまっているものの、多くの企業がオフィス回帰の流れにあることがわかる。
一方、コロナ後も「ハイブリット勤務」をしている人の合計は46.2%と、コロナ後の働き方のなかでは最も多くなっている。コロナ禍を経て、出社と在宅勤務の両方をメリットを享受できるハイブリット勤務が働き方のメジャーになりつつあるといえるかもしれない。
出社回数が増えるほど、働き方の満足度は低下傾向に
テレワークで働き方に「満足」と答えた人は、全体の78.6%だったが、出社回数が増えるにつれて満足している人の割合は下がり、フル出社で「満足」と答えた人は33.3%にとどまった。
調査概要
調査方法:インターネットアンケート
調査対象:コロナ禍でテレワークの経験がある会社勤め・オフィスワークの男女275名
アンケート母数:男性162名・女性113名【合計275名】
実施日:2023年8月10日~8月18日
調査実施主体:ミライのお仕事
調査会社:株式会社ネクストレベル
株式会社ネクストレベル
横浜・福岡にてWebメディア運営とシステム開発事業を展開。『最新のマーケティング技術を用いて社会発展を目指す』をミッションとし、2008年の設立より婚活関連のマーケティングを始め、常に最新のマーケティングを取り入れ、多くの情報を発信している。
まとめ
今回の調査結果では、新型コロナウイルス感染症の5類感染症移行にともない、「リモート回帰」が進んでいることがわかった。一方で、出社回数が増えるほど働き方に不満を感じる人が多い傾向にあり、リモート回帰の流れを望ましくないと捉える方が多いようだ。ただし、業務上の必要性に応じて出社することに対する不満は少なく、あくまでもきちんと仕事をしたうえでワークライフバランスを整えたい人が多数であることも判明している。仕事の効率と従業員の満足面で考えると、今後は出社と在宅勤務を使い分けられるハイブリット勤務が増えていくのではないだろうか。