「裁量・やりがい」に関する調査|約9割がやりがいや成長実感を得ながら仕事をすることを重視
株式会社学情(本社:東京都千代田区)は、2025年3月卒業(修了)予定の大学生・大学院生を対象に、インターネットアンケートを実施。今回は、「裁量・やりがい」について調査した。
調査背景
終身雇用が当たり前ではなくなりつつある今、「若手のうちから裁量を持って働くこと」や、「働き手による主体的なキャリア形成」への関心が高まっている。現在就職活動をしている2025年卒の学生は、「裁量」や「やりがい」「成長実感」をどのように捉えているのか、アンケートを実施した。
若手のうちから裁量を持って働ける職場「魅力を感じる」7割超え
若手のうちから裁量を持って働ける職場は「魅力を感じる」と回答した学生が30.8%に上り、「やや魅力を感じる」40.5%を合わせると、若手のうちから裁量を持って働ける職場は魅力を感じるとした学生が7割を超える。「責任は重いがその分、成長できると思う」「ある程度の裁量があるほうが、やりがいを実感できると思う」といった声が寄せられた。一方、「裁量を持って働くにあたって、必要な能力を開発する機会があれば魅力的だと思う」「押さえておくべきポイントなどを学ぶ機会があれば、裁量を持って働きたい」などの声も上がっている。
約9割がやりがいや成長実感を得ながら仕事をすることを重視する
やりがいや成長実感を得ながら仕事をすることを、「最も重視している」と回答した学生が35.1%に上り、「最優先ではないが重視している」52.8%を合わせると、やりがいや成長実感を得ながら仕事をすることを重視する学生が9割に迫る結果となった。「社会に貢献できているという実感を得られれば、より努力できると思う」「成長実感を得ながら、キャリアを形成していきたい」といった声が寄せられた。
調査概要
調査期間:2023年8月24日~2023年9月6日
調査機関:株式会社学情
調査対象:「あさがくナビ2025」へのサイト来訪者
有効回答数:373件
調査方法:Web上でのアンケート調査
※各項目の数値は小数点第二位を四捨五入し小数点第一位までを表記しているため、択一式回答の合計が100.0%にならない場合がある。
まとめ
若手のうちから裁量を持って働ける職場は「魅力を感じる」と回答した学生が7割を超えた。また9割に迫る学生が、やりがいや成長実感を得ながら仕事をすることを重視していることも明らかになった。若手のうちから裁量を持てることは、今後の採用活動におけるPRポイントのひとつになり得るだろう。