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中小企業経営者アンケート「大同生命サーベイ」 2023年8月度調査レポート公表

2023.09.27

T&D保険グループの大同生命保険株式会社(社長:北原睦朗)は、全国の中小企業経営者を対象としたアンケート調査「大同生命サーベイ」を、2015年10月から毎月実施している。「中小企業の健康経営」について調査した2023年8月度レポートを公表した。

調査概要

調査期間:2023年8月1日〜同8月31日
調査対象:全国の企業経営者7008社(うち6割が同社契約企業)
調査方法:同社営業職員が訪問またはZoom面談により調査
調査内容:景況感、中小企業の健康経営

調査結果サマリー

調査結果サマリー

■「現在の業況」は▲10.5pt(前月差+2.1pt)と改善
■「将来の見通し」は+4.3pt(前月差▲1.6pt)と悪化
■健康経営について「意味や内容を知っている」が36%で、2017年3月調査比+26pt、2022年7月調査比+4ptと認知度が高まっている
■健康経営の取り組み内容としては「従業員の健康診断の実施」が63%で最多
■取り組みの効果としては「従業員の満足度向上」が36%で最多
■健康経営に取り組む上での課題「従業員個人の健康にどの程度関与すべきかの判断が難しい」が33%で最多

<参考>「DAIDO KENCO AWARD」受賞企業の取り組み

【事例1】大同生命のKENCO SUPPORT PROGRAM(KSP)を積極的に活用し、社内コミュニケーションを活性化
KSPの「歩数計測・管理機能」を日頃から活用するとともに、定期的に開催される「ウォーキングキャンペーン」では、事業所のメンバーを2チームに分けて対抗戦を実施。従業員の健康増進に加え、事業所内でコミュニケーションが活性化されることで、仕事への活力アップやモチベーションアップにもつながった。(新潟県/サービス業/従業員10名)

【事例2】福利厚生を充実させることで、従業員の健康増進を実現
健康増進の働きかけに加え、インフルエンザ予防接種補助、婦人科検診補助、禁煙グッズの支給など、「安心して気持ちよく働ける環境の整備」に積極的に取り組んだ。その結果、喫煙率・メタボ率が改善、体調不良による休暇日数も減少し、従業員の満足度が向上するだけでなく、売上アップや従業員数の増加にもつながった。(長野県/建設業/従業員約20名)

まとめ

健康経営の認知度が高まり、多くの中小企業経営者が着目している様子が伺える。その背景には昨今の人材不足があるだろう。労働力減少は今後も続く課題のひとつ。労働者から選ばれる企業になるためにも、健康経営の取り組みはますます重要となるだろう。