「ダイバーシティ&インクルージョン」を推進する企業は「好感が持てる」8割
株式会社学情(本社:東京都千代田区)は、2025年3月卒業(修了)予定の大学生・大学院生を対象に、インターネットアンケートを実施。今回は、「ダイバーシティ&インクルージョン(D&I)」について調査を実施。8割に迫る学生が、「ダイバーシティ&インクルージョン」を推進する企業は好感が持てると回答したことを明らかにした。
調査実施の背景
Z世代は幼いころから複数のSNSを使いこなし、膨大な情報にアクセスできる環境で育ってきた。そのため、「多様性を重視する」「他者を尊重する」「自分らしさを大切にする」といった特徴があると言われている。Z世代にあたる2025年卒の学生は、「ダイバーシティ&インクルージョン(D&I)」についてどのように考えているのか調査した。
「ダイバーシティ&インクルージョン」を推進する企業「好感が持てる」8割
「ダイバーシティ&インクルージョン(D&I)」を推進する企業に持つ印象について、「好感が持てる」と回答した学生が48.2%に上り、「どちらかと言えば好感が持てる」30.1%を合わせると、8割に迫る学生が、「ダイバーシティ&インクルージョン」を推進する企業は好感が持てるとしている。
「ダイバーシティ&インクルージョン」に関する取り組み「意識する」半数以上
「ダイバーシティ&インクルージョン」に関する企業の取り組みを、「意識する」と回答した学生は22.1%となり、「どちらかと言えば意識する」28.5%を合わせると、半数以上の学生が、就職活動において「ダイバーシティ&インクルージョン」に関する企業の取り組みを意識していることが分かった。
調査概要
調査期間:2023年10月12日~2023年10月26日
調査機関:株式会社学情
調査対象:あさがくナビ2025へのサイト来訪者
有効回答数:249件
調査方法:Web上でのアンケート調査
※各項目の数値は小数点第二位を四捨五入し小数点第一位までを表記しているため、択一式回答の合計が100.0%にならない場合がある。
まとめ
ダイバーシティ&インクルージョンとは、人々の多様性を認め、それを組織内で最大限に活かすというもの。性別、国籍、年齢、障がいの有無などに捉われず、個々の個性や差異を尊重して受け入れていくことが求められている。労働力人口が減少していく中で必要不可欠な取り組みとも言えるだろう。厚生労働省ではダイバーシティ&インクルージョン社会の実現に向けて、治療と仕事の両立支援の取り組み等も推進している。ダイバーシティ&インクルージョンについて正しく理解すると共に、自社でどのような取り組みが実現できるか、改めて検討してみてはいかがだろうか。














