メンタルヘルス担当者をサポート「KIRIHARE AI＆HR」睡眠についてのAIカウンセリング機能をリリース

キリハレ株式会社（所在地：神奈川県横浜市、代表取締役：佐藤元輝）は、2023年11月14日、「KIRIHARE AI＆HR」のAIカウンセリング窓口に従業員が睡眠について相談できる機能を追加した。従業員は、LINEやWeb、キリハレのスマホアプリからAIとチャットで相談できる。AIとの相談後、希望に応じて有資格者とのカウンセリングも受けられる。

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睡眠についての相談機能を追加した背景

多くの人が睡眠についての悩みを抱えており、社会課題となりつつある。キリハレ株式会社が実施した睡眠に関するアンケート調査では「睡眠についての悩みがある」と答えた人は9割近くにのぼった。さらに、睡眠の悩みが「仕事に影響することがある」と回答した人は60%と、働く人の半数以上が睡眠不足による生産性の低下に課題を感じていることが明らかになった。

また、47%と半数近くの人が「睡眠についてAIに相談したい」と回答しており、AIカウンセリングの利用機会があれば、睡眠の悩みを解消する手段の1つになると推察される。

キリハレはAIカウンセリングを通して、従業員が抱える睡眠不足の悩みを解消し、仕事の生産性を上げるサポートをするとしている。

KIRIHARE AI＆HRとは

KIRIHARE AI＆HRは、AI技術を活用して企業のメンタルヘルス担当者をサポートするサービス。従業員が24時間利用できるAIカウンセリング窓口のほか、内定者の辞退を予防するサービスや、AIを使ったハラスメント窓口、LINEや専用アプリからいつでも受検できるストレスチェックサービスを提供している。

今回、睡眠不足が原因で仕事に支障が出ている人に向けて、AIカウンセリング窓口に「睡眠について」の相談カテゴリ―を新しく追加した。

まとめ

厚生労働省は心身の健康づくりのための新たな「睡眠指針2023」（仮称）案を10月初めに公表。健康づくりのための睡眠指針の改訂に関する検討会に用いられた「良い睡眠の概要（案）」では、睡眠が悪化することで、これに関連したさまざまな疾患の発症リスクが増加し、寿命短縮リスクが高まることが報告されているほか、睡眠の悪化が成長や適応能力の向上をも損なうことにつながると述べている。しかし、睡眠で休養がとれている人の割合は年々減少しているとし、十分な睡眠の量の確保ができている人の割合も、成人世代において減少傾向にあることを明らかにしている。従業員の良質な睡眠をサポートするにあたって、睡眠不足が原因で仕事に支障が出ている人に向けたAIカウンセリングを提供する本サービスも参考にしてみてはいかがだろうか。

参考：厚生労働省「良い睡眠の概要（案）」