【調査報告】現役ビジネスパーソンに聞いた「飲みニケーション」への本音
総合転職エージェントの株式会社ワークポート(所在地:東京都品川区、代表取締役社長:林徹郎)は全国のビジネスパーソン621人(20代~40代・男女)を対象に、「飲みニケーション」についてアンケート調査を実施した。
現役ビジネスパーソンの「飲みニケーション」
同社は、新型コロナウイルス感染症の位置づけが5類に移行してから初となる年末を迎えるにあたり、職場での飲み会は復活してきているのか、昨今話題になることが多い「飲みニケーション」について、現代のビジネスパーソンはどのような考えを持っているのかを把握するため、調査を実施した。
コロナが明けても5割の職場は開催予定なし
同社はまず対象者全員に、今年は職場で忘年会が開かれる予定があるかを尋ねた。その結果「ある」と回答した人は45.7%と半数をやや下回る結果となったことを明らかにした。この結果について同社は、コロナ禍を経て開催されなくなった忘年会がそのまま復活しないケースも少なくないと推察している。
「参加したくないが行く」人は31.7%を占める
続いて同社は、今年職場で忘年会の開催予定があると回答した人に、参加する予定はあるか尋ねた。その結果「参加したいので行く(45.1%)」「参加したくないが行く(31.7%)」とする参加派が76.8%となり、「参加しない」と回答した人が23.2%であった。望んで参加する人が半数近くいる一方で、仕方なしに参加する予定の人も3割ほどいることが明らかになっている。
仕事関係の飲み会は「コロナ禍前より少なくなった」45.4%
さらに同社は、対象者全員にコロナ禍と比較して仕事関係の飲み会は増えたと感じるか尋ねた。その結果「減った(コロナ禍前より少なくなった)」と回答した人が45.4%と約半数を占め、5類移行から半年以上経った今も仕事関係の飲み会は減少傾向にあることを明らかにした。
飲みニケーションの必要性「不要」49.1%
同社は最後に、対象者全員に働くうえで飲みニケーションは必要だと思うか聞いたところ「かなりそう思う(11.3%)」「ややそう思う(39.6%)」とする必要派が合わせて50.9%となり「まったくそう思わない(18.7%)」「あまりそう思わない(30.4%)」とする不要派が合わせて49.1%となったことを明らかにした。
調査概要
調査内容 :飲みニケーションについて
調査機関 :株式会社ワークポート調査
調査対象 :同社を利用している全国のビジネスパーソン(20代~40代・男女)
有効回答 :621人
調査期間 :2023年11月28日~12月5日
調査方法 :インターネット調査
※データは小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計しても100%にならない場合がある
まとめ
同社は調査結果を受け「飲みニケーションについては必要派と不要派で意見が割れたものの、お酒の力に頼らなくても社員がフランクに交流できる場やコミュニケーションを深められる方法を、より積極的に模索していく必要があるのかもしれません」とまとめている。バックオフィス担当者として、社内コミュニケーションを推進するために何ができるか、改めて考えてみてはいかがだろうか。











